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エネルギー代謝63 機能回復のエネルギーその2

動脈硬化の予防のために使われるスタチン剤は、予防効果は大きいとしても、必ず動脈硬化が起こらないようにするものではありません。しかし、動脈硬化のリスクが高い高LDLコレステロール血症、糖尿病、高血圧症の患者の場合には、動脈硬化によって脳血管疾患や心臓疾患という命に関わる疾患を予防するために使われます。高齢者の場合には、リスクが高いとして特に使われやすくなっています。 肝臓の細胞では、エネルギー


健康食品 敵か味方か17 一般食品なら述べられる有効性の範囲

健康食品は食品の範疇であることから、医薬品のような効能効果(効いた、治った、改善したなど)を述べることは禁止されています。特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品の場合には、どのような有効性があるのかを一定の範囲で表示することはできるものの、それでも医薬品的な効能効果は述べることはできません。これは医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によって規制さ


DNA Answer38 食事の困難さが支援の困難さにつながる

発達障害児の支援を実施するに当たって大変なことは数多くあるのですが、私たちのDNA講習の立場でも、こんなに大変なことがあるのかと気づかされることは多々あります。発達障害は食事の困難さがあり、それは五感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)の特徴による食べにくさがあり、中にはまったく食べられないものが出てくることもあります。 それも好き嫌いの範疇ではなくて、感覚過敏によって食べられない、感覚過敏は調


発達栄養95 肉の脂肪は同じではない

肉類は部位によって脂肪(中性脂肪)の量も、中性脂肪を構成する脂肪酸の割合も異なっているものの、一般的に食べられることが多い部位で比較すると牛肉は飽和脂肪酸の割合は約14%です。豚肉は約7%、鶏肉は約3.5%となっています。 脂肪の量が多い種類は飽和脂肪酸が多い傾向があります。部位と切り方によっては牛肉も豚肉も脂肪の量は同じに見えることはあっても、牛肉は赤身の中に含まれる脂肪酸が多くて、“見え


健康食品の法規制17 これさえ守れば大丈夫と言えない理由

健康食品の広告表示のコンサルタントの中には、法律論で間違いないからと、広告内容にOKを出すところがありますが、それで実際には取り締まり側からOKとはならなかったという事例があります。それはコンサルタントが規制について勘違いしていたということだけではなくて、販売事業者が過去にやったことが問題となって、より厳しく取り締まられることがあります。 そこをチェックすることができないと、取り締まり側から


サプリ概論247 健康食品の規制の改定8

景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)と健康増進法による健康食品の虚偽誇大表示についての規制は、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法の上の留意事項について」に掲載されています。この留意事項の改訂版が消費者庁から公表されたことから(令和4年12月5日)、その改定された部分について、景品表示法上と健康増進法上の問題となる表示例(保健機能食品以外の健康食品において問題となる表示例)の解説をして


2023/3/22 “借勤”の清算

「“しゃっきん”を多く抱えている」などと言ったら付き合ってくれる人が減るのではないかと心配されそうですが、私の場合の“しゃっきん”は借金ではありません。あえて漢字で表現すると“借勤”です。 これは仕事の貸し借りのことで、それが最も多かったのは東京で仕事をしてきたテレビ業界でした。企画を提案する、出演者を用意する、商品を探してくる、放送・収録当日のアテンドをする、場合によってはトラブル解決もす


2023/3/22 なぜ岡山で、それも片田舎で法規制コンサルタント?

前週の水曜日(3/15)に、健康食品の表示規制のコンサルタントを個人事業として実施してきたこと、これから岡山で表示規制のコンサルタントを日本メディカルダイエット支援機構として手がけることを紹介しました。早速の質問(ツッコミ)があって、移住してからの6年間ほどの間に、なぜコンサルタントをストップさせていたのか、という当たり前の疑問が寄せられました。 岡山でも継続するつもりで移住しました。移住前


健康食品 敵か味方か16 購入者に使い方を教えるのは親切なのか

健康食品の効能効果は、商品を販売するときに広告などで表示・表現してはいけないことです。それは理解しているのに、すでに購入している人に対しては該当しない、と考えている販売事業者も少なくありません。そのようなことはないのですが、購入者に対して送られてくる通信や会員紙では、効能効果を平気で書いているということもあります。 医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する


Medical Diet168 3種類の肥満遺伝子

日本人に特に影響を与えている肥満遺伝子として、β3アドレナリン受容体遺伝子のほかに、脱共役たんぱく質1遺伝子とβ2アドレナリン受容体遺伝子があげられます。 β3アドレナリン受容体遺伝子タイプの人は、中性脂肪の分解が進みにくいことに加えて、インスリンの分泌が低く、血糖値が上昇しやすい特徴もあります。ブドウ糖が多く含まれる食品を食べると、ブドウ糖が肝臓で脂肪酸に合成されやすく、中性脂肪に合成され