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代謝と糖尿病23 高血糖で免疫が低下

血糖値が上昇して血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、血液中の赤血球や白血球の流れが悪くなります。赤血球は全身に酸素を運ぶ役割をしていて、赤血球のサイズより狭い毛細血管を通過していきます。赤血球の直径は約10μm、毛細血管の直径は約8μmであるので、赤血球はつぶれるようにして通過します。 これは赤血球が1つずつ通過していくからで、赤血球がくっついた状態では通過できなくなります。血液中のブドウ糖


活性酸素の基礎知識16 多くの種類の色素を摂ろう

抗酸化成分を摂るなら、できるだけ抗酸化力が強い食品を摂りたいと考えるのは当たり前のことかもしれません。しかし、身体に必要な抗酸化成分は一種類の食品だけで摂ることはできません。抗酸化成分は、すべての活性酸素に対して、同じように効果が得られるわけではなく、それぞれの抗酸化成分によって消去しやすい活性酸素があるのです。 また、抗酸化成分は、他の抗酸化成分と一緒になって働くことで、よい抗酸化作用が高


活性酸素の基礎知識15 スカベンジャーはチームで働く

活性酸素を消去するものを総称してスカベンジャーと呼んでいます。そのスカベンジャーには、次の5種類があります。 1)体内の抗酸化酵素 2)SODと似た働きをするSOD様酵素 3)抗酸化酵素を活性化させるミネラル 4)活性酸素に電子を与えるビタミン 5)活性酸素に電子を奪われやすい抗酸化成分 このことは、すでに説明しました。 これらの働き方には順番があり、最初


活性酸素の基礎知識14 デトックスで発生量を減らす

体内の有害物質が多くなるほど、それを分解するために肝臓が働き、そのときに活性酸素が多く発生します。体の中には、環境中の向上の汚染排水や排気、自動車などの排気ガス、農薬などの鉛、カドミウム、水銀、ヒ素などが、水や食品、空気などを通じて入ってきます、 有害ミネラルのアルミニウム、水銀、鉛は肝臓に蓄積されやすく、蓄積されている間は肝臓が働き続け、活性酸素も発生し続けます。 有害物質は身体の中


活性酸素の基礎知識13 細胞を破壊から守る抗酸化成分

活性酸素には欠けたマイナス電子を取りやすいものから順番に奪って補うという性質があります。身体の細胞よりもマイナス電子が奪われやすいものが近くにあれば、そこから先にマイナス電子を奪っていくために、体内の細胞は活性酸素からマイナス電子を奪われないようになり、破壊から守られることになります。 活性酸素にマイナス電子を奪われやすいのが抗酸化成分と呼ばれるもので、その代表的なものが植物などに含まれてい


活性酸素の基礎知識12 ビタミンは抗酸化のACE

SODの働きを高めたり、SOD様酵素が含まれたものを摂ることのほかにも活性酸素を消し去る方法はあります。その方法の一つは、欠けたマイナス電子を与えることです。その役目をするものとして知られているビタミンを摂ることです。ビタミンが活性酸素に欠けているマイナス電子を与えて元の状態に戻すことで、活性酸素は害のない正常な酸素に戻ります。 活性酸素によってマイナス電子が奪われた細胞に対しても、マイナス


活性酸素の基礎知識11 抗酸化酵素を補うSOD様酵素

SODの働きを活性化させることはできても、加齢によって減ったSODを増やすことはできません。そこでミネラルとともに摂るようにしたいのが、「SOD様酵素」が豊富に含まれた食品です。SODは私たちの身体の中にある酵素ですが、その酵素と同じ働きをする植物や動物に含まれている酵素をSOD様(よう)酵素と呼んでいます。 これは植物などが内部で発生する活性酸素を消去するために作り出しているもので、SOD


活性酸素の基礎知識10 SOD酵素を活性化させるミネラル

余計な活性酸素を消去するための対策として、初めに考えたいのは、SODなどの抗酸化酵素の働きを高めることです。 抗酸化酵素のSOD、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼは、たんぱく質のほかに亜鉛、マグネシウム、銅、マンガン、セレン、鉄といったミネラルから構成されています。これらのミネラルは酵素を働かせる補酵素としての役割をしています。その働きが低下している場合には、これらのミネラルが含まれ


活性酸素の基礎知識9 身体には活性酸素を消す酵素がある

活性酸素が身体の中で多量に発生することを防ぐことができないなら、余計に発生した活性酸素を消去する方法を考えなければなりません。 活性酸素を消去する酵素を、私たちは身体の中に持っています。それは、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼの3種類の酵素です。 SODは体内で活性酸素が発生すると、すぐに欠けているマイナス電子を与えて過酸化水素に変える


活性酸素の基礎知識8 肝臓が活性酸素を消去する

肝臓は体重の50分の1ほどもある大きな臓器で、その主な働きとしては解毒が知られていますが、このほかにもアミノ酸からのたんぱく質の合成、ホルモンや免疫物質の材料の合成、ブドウ糖や中性脂肪の貯蔵、古くなった赤血球などの分解、ビタミンの活性化、体熱の発生など11種類もの多彩な働きをしています。 体内に入った有害物質は肝臓まで運ばれ、肝臓の細胞の酵素によって解毒・分解されていきますが、そのときには肝