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ベネフィットがあれば運動も続けられる

何も成果が得られないのに頑張って運動をしろと言われても、それは難しいことです。運動をすれば身体によい結果が現れるであろうと多くの人は考えるので、「ウォーキングをすれば健康になるから、それでいいじゃないか」と発言する運動科学の先生が出てくるのも仕方がないことですが、なぜ身体によいかがわかるだけでも続ける気が高まります。その理論に従って、よい結果が出たら、もっとやる気が起こって続けていくモチベーション


楽しくなければ運動療法は続かない

健康のために食事の量を減らすか、運動の量を増やすかの選択を迫られたとき、どちらか取り組みやすいほうを選ぶ人が多いのかと思ったら、最も多かったのは“できれば”どちらもしたくないという返答があって驚いたことがあります。 選択を迫られたといっても、何を目的にしているかによって意気込みは大きく違い、少し太ってきたからやせたいということなら、食事の量を少し減らすとか、甘いものを減らす、太りやすいとされる脂


高齢者は血圧が高いのは当たり前か

健康に関するセミナーのときのこと、「来年から高齢者になるのが楽しみ」と話している人がいました。高血圧の基準の変遷についての質問に対するやり取りの中でのコメントですが、年金の話とか医療費の自己負担の話かと思ったら、高齢者が血圧の基準が“甘くなる”ので楽になるとのこと。医療費の負担は所得にもよるものの70歳以上で2割、75歳以上で1割なので、高齢者になるのが楽しみというのはわからないでもありません。


日本人の腸は長いのか長くないのか

日本人は腸が長い、という話は事実として語られています。これは教科書にも載っていることで、私たちも、それに基づいて腸が長いことのメリット、デメリットを紹介しています。このことは『本当は健康寿命が短い日本人の体質』(宝島社)にも取り上げています。そして、デメリットを克服するための方法については、このサイトの「体質改善」の中で紹介していきます。 しかし、「日本人の腸が長いというのは間違いだ」という話が


病気の最大の原因は老化か

生活習慣病の検査数値を基準以内に抑えることは若いときには、それほど大きな努力は必要なかったのに、年齢を重ねると基準値を上回らないようにするのに多くの努力、大きな努力が必要になってきます。生活習慣病は、まさに生活習慣が反映されるので、健康づくりを支援する方々が、どんなに努力をしても、健康であり続けたいと願っているすべての人の検査数値を基準内に抑えておくことは不可能とされています。 糖尿病のように発


早歩きの代わりのノルディックウォーキング

高齢者は1日に8000歩を目標に歩き、そのうち20分間は中強度の歩行が健康づくりに効果があるということは今ではそれなりに知られるようになってきましたが、これが発表されたのは中之条研究です。これは群馬県中之条町のすべての高齢者(歩けない人を除く)を対象にした調査の研究成果ですが、中強度の歩行というのは息が弾んでも、なんとか歩行中に会話ができる早歩きのことを指しています。 高齢者の場合には、歩くこと


日本人にとって牛肉は身体に悪いのか

日本メディカルダイエット支援機構の理事が著者の『本当は健康寿命が短かった日本人の体質』(宝島社)の中で、日本人の体質的な弱点について、これでもかというくらいにデータを示しながら説明しています。付き合いのあるメディア関係者に書籍の紹介をしたので、読んでもらった方々から質問や意見が相次いでいます。特に多かったのが「体質の弱点はわかったし、その生理学的なメカニズムもわかったけれど、では何をすればよいのか


上手は「うわて」か「かみて」か「じょうず」か

パソコンのWordソフトを使って文章を作成していると、ひらがなで打ち込んで変換キーを押せば、ちゃんと正しい漢字に変換されます。「うわて」と打てば上手に、「かみて」と打てば上手に、「じょうず」と打てば上手と変換されます。読み方が違っても同じ漢字になるわけで、これが海外の方々から日本語は難しいと指摘される一つの要因となっています。 なんで、こんな話をするのかというと、テレビのディレクターにアドバイス


“わけ”が“和気”に変換される

パソコンのWordソフトで文章作成していると、頻繁に使っている言葉が優先的に変換されるため、よく確認しないまま打ち込んでいると、プリントしてから、ネットにあげてから妙な変換になっていて、慌てて修正することがあります。 これは自分たちが間違ったのではなく、他の人の間違いを発見した例ですが、事件の記事に「お食事券」という言葉が出てきて、食事券を賄賂で渡したというような話なのかと思って記事を読んでいた


寝酒で熟睡できるか

寝る前に飲酒をすると、よく眠れると言われますが、「飲んだら何度も目覚めてしまう」という人がいます。どんなものを飲んでいるのかを聞いてみたらビールとのこと。寝酒はナイトキャップと呼ばれますが、強いお酒、つまりアルコール度数が高いウイスキーやリキュールなどを飲んで、眠気を誘うというのが本来の飲み方で、アルコールが含まれているものなら何でもよいというわけではありません。アルコール度数が低めのビールは量が