DNA Answer47 飲み物も間食も自由な講習

資格認定の講習というと緊張の連続で、休みもなければ、もちろん居眠りもできないという雰囲気があるものですが、DNA講習は自由な雰囲気の中で実施することを心がけています。というのは、学ぶ内容が発達障害児にも対応できる子どもの発達に関わることで、それを食事面、栄養面からアプローチすることなので、心理的な負担をできるだけ減らすことを考えているからです。

子どもたちへの栄養面での支援は、保護者を通じて実施されるもので、その“支援する人を支援する”という意味合いが強いDNA資格認定者は、優しい気持ち、リラックスした態度で接してもらいたいのです。そして、そのことを学ぶ機会も必死な雰囲気で学ぶのではなく、心身ともに優しい気持ちでいられる状態で受け入れてほしいのです。

子どもに限らず、脳の機能を正常に保つためには、脳のエネルギー源となるブドウ糖の摂取は重要です。脳細胞には、血液脳関門の働きによって、通常時はブドウ糖だけしか通過できないので、ブドウ糖が含まれる食品や飲料の摂取は重要です。

脳内に保持されるブドウ糖が減ってしまうと、脳の機能が充分に働くことができなくなり、記憶にも気力にも影響が出てきます。そのことを学ぶときに、自分の脳の栄養状態がよくない状態で、脳の機能が低下した状態であっては、よい結果とならない、そのような状態で学んだことが実践に活かせるはずはない、という考え方をしています。

ブドウ糖は甘いものだけでなく、糖質に多く含まれるので通常の食事でも補給することができます。とはいっても、講習の途中に食事をして、腹一杯の状態では眠気を誘うことになるので(特に難しい話のときには)、できれば飲み物での補給、食べるにしてもお菓子程度のものにして、脳の機能は正常な状態を保っておくことを期待しています。
脳の機能が関係する発達障害の特性と栄養の関係を学ぶのに、脳の働きが悪くなるようなことは避けなければならないのは当然のことと考えています。
〔発達栄養指南:小林正人〕