浮腫(ふしゅ)とも呼ばれ、体液と血液の圧力バランスが崩れたことによって、血液中の体液が血管内などにたまった状態をいいます。足の甲やすね、手の甲、顔面のむくみが起こり、指で押すと跡(圧痕)が残ります。このような局所性浮腫のほか、全身性浮腫があり、原因によって心臓性、腎臓性、肝臓性、内分泌性、栄養障害性などに分けられます。水分や塩分の摂りすぎが原因とされることもあります。また、動脈硬化が原因になっていることもあります。痛みがないのが特徴で、内臓疾患の症状として現れることがあり、血液検査によって直接的な原因を知って、原因から治療することが求められます。
〔参照〕血液検査、動脈硬化