細胞内にある小器官で、細胞全体の10~20%を占めています。クエン酸回路(TCA回路)によって糖質を原料にしてエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出しています。筋肉の白筋(速筋)にはミトコンドリアが少なく、赤筋(遅筋)にはミトコンドリアが多く、有酸素運動によって刺激された筋肉はミトコンドリアが多くなります。ミトコンドリアが多くなると、酸素を効率的に使うことができるエネルギー代謝がよい筋肉となります。 〔参照〕アデノシン三リン酸、クエン酸回路、有酸素運動