倦怠感、疲労感、頭痛、微熱感、イライラ感、不眠などの何となく体調が悪いとの自覚症状があるものの、検査をしても原因となる病気がわからない状態をいいます。他にも、のぼせ、耳鳴り、動悸、冷え、腹痛、下痢などの自覚症状を訴える例が多く、他人にはわからない辛さや不快感があります。日によって症状が変わること、状態が変化することがあり、同時に複数の症状が出ることもあります。更年期に起こりやすいことから更年期障害や自律神経失調症と診断されることもあります。しかし、器質的疾患である高血圧、糖尿病などの生活習慣病の初期症状や他の病気が原因となっていることがあり、精密な検査を受けることがすすめられます。
〔参照〕下痢、高血圧、更年期障害、自律神経、生活習慣病、糖尿病