長期的に食欲のバランスが崩れる心の病気で、思春期の女性に多くみられます。しかし、女性だけの病気ではありません。食べる量が激減する拒食症(神経性食欲不振症)と、食欲を抑えられずに発作的に大量に食事をする過食症(神経性大食症)に分けられます。拒食症と過食症は正反対の状態ですが、心理的に共通する面があり、拒食症から過食症になったり、過食症と拒食症を繰り返すことも少なくありません。 〔参照〕過食症、拒食症