心臓から押し出される血液が血管を流れるときに血管壁にかかる圧力のことです。圧力が慢性的に高い状態が継続することを高血圧、逆に慢性的に低い状態が継続することを低血圧といいます。血圧は4つに大きく分類されています。正常血圧は収縮期が130mmHg未満かつ拡張期が85mmHg未満、高血圧は収縮期が140mmHg以上または拡張期が90mmHg以上で、その程度によってⅠ度高血圧、Ⅱ度高血圧、Ⅲ度高血圧に分類されています。正常血圧と高血圧の間は正常高値血圧で、現在は高血圧とはいえない状態であるものの、将来は高血圧になる確率が高いグループであり、高血圧予備群とも呼ばれます。
〔参照〕高血圧、低血圧