摂るタイミングで結果が異なる
サプリメントは、誰が摂っても同じ結果が得られるというものではありません。これがサプリメントと医薬品の大きな違いです。サプリメントは医薬品に比べて有効性が低いというわけではなく、使う人によって、結果が大きく異なっています。つまり、望んだとおりの結果が得られる人がいる一方で、あまり結果が出ないという人がいることもあるというわけです。
その理由として、「よいサプリメントもあれば、よくないサプリメントもある」というような言われ方をされることが多いのですが、使われている材料の質の違いや加工法の違い、量の違いだけが問題ではありません。まったく同じ製品を使っているのに、同じだけの量を摂っているのに、結果が逆になることもあるのです。
その理由として、「体質の違い」で片づけられることもあります。しかし、その大きな理由として考えられるのは、摂るタイミングの違いです。
サプリメントは医薬品と似たような形状をしているために、医薬品と同じように食事のあとに摂る人が多いようです。医薬品は食後に飲むことが基本になっているのは、食べたものが胃の中にあるときに飲むことで急に吸収されて作用が強く出ることを防ぎ、胃を荒らさないようにするためです。
サプリメントは医薬品と比べると作用は強くはないので、吸収が早くなることで問題が起こるというようなことはあまりありません。最も吸収されやすいタイミングで摂ることが、サプリメントの発揮させるためには、とても大切なことなのです。