法規制１　健康食品と食品の表示規制の強化

コロナ禍の３年間は、健康食品業界には規制が緩やかな時期とされてきました。それは規制する側の活動も制限されていたからですが、その間に新たな販売事業者が増え、規制の従わない会社・団体も目立ってきました。
健康食品を規制する通知・通達は、健康食品業界などの対応を見ながら改定されていきます。規制を逃れようとして工夫したことに対する対応であり、改定があった後には取り締まりが強化されるのが通常のことです。しかも改定があった通知・通達に関わることだけではなく、他の通知・通達による規制も強化されます。
これは改定された通知・通達を活用して、他の通知・通達と関連づけて規制が強化されるからです。
２０２２年１２月に「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」が大幅に改定されました。これを受けての規制強化も、すでに始まっています。
コロナ対策の緩和が進む中、関連法規と通知・通達による規制による取り締まりも以前に戻されています。また、３年の間に新たな販売事業者が増え、規制の内容を熟知しないまま販売している例が増えていることから２０２３年４月から規制が強化されるとの情報を得ています。
このようなタイミングで、会社・団体が対応を誤らないようにする重要性とともに、せっかくの優れた商品が規制によって販売できなくなるようなことが内容にしたいと強く感じています。
これまで健康食品と食品の法規制のコンサルタントは日本メディカルダイエット支援機構の理事長が個人活動として実施してきましたが、今回の変化をきっかけにして法人として実施することとなりました。