東南アジアや熱帯アフリカ原産のフトモモ科の常緑樹で、日本ではバンジロウ、中国では蕃石榴(ばんせきりゅう・ばんざくろ)と呼ばれています。葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールには胃で糖質をブドウ糖に分解する酵素のα‐グルコシダーゼの働きを抑制し、小腸からブドウ糖が吸収されるのを遅らせ、血糖値の上昇を抑える作用があります。一部の食品は特定保健用食品となっています。葉にはポリフェノールのほか、葉緑素、葉酸、ビタミンA、ビタミンB₂、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、各種多糖類などが含まれています。また、抗酸化作用も認められています。