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サプリメントの指導者の新制度が始まるにあたって、委員会が設けられることになり、そこで専門家の養成の指針が検討されることになりました。

それまで「健康食品は臨床栄養の敵」と言い続けてきた先生方には居心地がよくないところでした。そのために、私が委員会に参加することになりました。

その通知の名称として検討されていたのは「サプリメント等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」でしたが、2002年に通知されたのは「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」でした。これは保健機能食品制度が2001年に設けられたことから、それに合わせた形です。

日本臨床栄養協会は、制度設計に協力していたこともあって、サプリメントアドバイザーの資格認定教育を実施しました。

臨床栄養の師匠は、日本臨床栄養協会の当時の副会長であったことから、敵ではなくて味方という立場を取ることになりました。

その当時の保健機能食品は特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品(ビタミン、ミネラル、脂肪酸)だけでしたが、2015年からは機能性表示食品が加わっています。

私は制度設計に委員として参加していたこともあって、複数の団体が設けたアドバイザリースタッフ養成の講習で、法律講師の仕事が回ってきました。

これは制度を伝えるための基礎講習であったのですが、“法律講師”という名称であったので、師匠たちは規制のための講習へと私を引っ張り出して、いつしか健康食品の効能効果の言い過ぎを抑えるほうの法律講師となっていきました。

それもあって、私は「健康食品の味方であったはずなのに、敵になったのか」と、あらぬ疑いをかけられるようになっていました。

しかし、私のスタンスは健康食品の効能を正確に伝えて、言い過ぎは避けようという消費者のためを考えたことで、そのための講習を実施してきました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品が敵から味方になったのは2002年のことです。その前に、国による規制緩和があって、徐々に「敵ではないものの、まだ味方ではない」という時期がありました。

その時期になっても健康食品を敵視する業界はありました。それは私が仕事をさせてもらっていた臨床栄養の業界で、日本臨床栄養協会の中でも病院所属・出身の管理栄養士からは「健康食品は臨床栄養の敵」と、あからさまに言われていました。

そのことを初めに言っていたのは、私の臨床栄養の師匠で、当時は国立病院の栄養士・管理栄養士のトップで、日本栄養士会の理事長も務めていたので、そういう言葉が出るのも理解できるところではありました。

なにしろ、生活習慣病で通院している患者に、管理栄養士が栄養指導を行っても、血糖値を下げるお茶を飲んでいるから、血圧を下げる健康食品を飲んでいるからと、言うことを聞かない例が数多くあったからです。

その師匠が代表を務める病院栄養管理のHDS研究所では、私は主任研究員という肩書きで、厚生省(〜2000年)、厚生労働省(2001年〜)と、栄養関連の業界をつなぐ仕事をしていました。

そんなときに、厚生労働省の栄養部門からサプリメントのアドバイザーの制度化についての話がありました。これは国が認める資格ではなくて、関連業界のレベルアップのためのガイドラインを設けるという形でした。

その検討の委員会が設置されることになり、説明会には研究所のメンバーとして私も一緒に参加しました。

師匠たちは、健康食品の規制のための制度化という感覚があったのですが、説明会で聞いたのは、規制と推進の両面で対応することを目的としているとのことでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメントや健康食品の成分のうち、研究論文や既存の食品で機能性が確認されているものは、その根拠を示して届出をすることによって販売できる機能性表示食品制度が始まったのは2015年です。

特定保健用食品が販売する商品によって研究を行い、国の許可を受けなければならないのに対して、機能性表示食品は販売会社の自己責任によって行われるもので、かなりのバラツキがみられました。

機能性表示食品についても、許可された表示の内容を、機能性表示食品として認められていないサプリメント・健康食品に表示したときの規制が厳しくなり、「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」の内容を確認する会社が増えました。

そのおかげで規制の講習をする私の仕事も増えたのですが、規制や法律は変わっていない、ほんの少しだけの変化であっても、解釈が変わって厳しく対処されるようになりました。

「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」だけでなく、他の監視指導の通知・通達は複数あって、一つや二つの監視指導の通知・通達だけで対応できるような状態ではなくなっています。

これらの通知・通達は、販売事業者のために作られたものではなくて、監視指導をするお役所などに向けて消費者庁や厚生労働省、経済産業省などが発行したものであるので、非常にわかりにくくなっています。

実際に、通知・通達に従って正しいと思っていた広告表現が、実は逆だったということも何度もあって、その度に対応を求められてきました。

どのような解釈と取り締まりが行われているのか、常に確認をしておかないといけなくなり、修業のような勉強の日々は今も続いています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント・健康食品の広告表現などの規制は、1996年から始まった規制緩和とバランスを取るように、緩和のたびに規制が強化されてきました。

サプリメントの広告規制の根幹となっている「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」は、有効性の一部を表示して販売することができる制度が始まる前に作られたもので、有効性を伝えられる制度に合わせて、少しずつ改正されてきました。

ヒト試験の結果を根拠として機能性が表示できる特定保健用食品(トクホ)の制度が始まったのは1991年のことでした。

有効性ではなく、機能性という表記が規制にも使われるようになり、例えば高血圧を改善する有効性ではなく、血圧の上昇を抑えるという機能性という使い分けです。

特定保健用食品で許可された表示の内容を、特定保健用食品として認められていないサプリメント・健康食品が表示すると、以前よりも厳しく取り締まられるようになりました。これは規制強化の例として、よく伝えられていることです。

ビタミン、ミネラル、脂肪酸の一部が機能性を表示して販売することが認められた栄養機能食品制度が始まったのは2001年です。栄養機能食品は一定の量が含まれていることで、自己責任で機能性の一部を表示することができるものです。

この制度の弱点を突くような形で、ビタミンやミネラルで栄養機能食品として販売ができるだけなのに、それに加えた特徴的な成分が、あたかも国によって栄養機能食品として認められたかのようにして販売する会社が続出しました。

このようなことを取り締まるために、商品パッケージの表示が、より厳しくなっていきました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメントなどの用法用量は、摂取する量では「1日1粒を目安に」と書かれています。“錠”という表現は医薬品だけに許されていることで、粒でなくても粒と表現されることが多くなっています。

摂取タイミングはサプリメントなどでは一切表示することができません。食品なので、いつ摂ってもよいと書かれることもあります。

“飲む”という表現は、医薬品との勘違いが起こることから、これも禁止されています。

栄養成分は、摂取タイミングによって吸収率が大きく異なります。

水溶性成分は、いつ摂取しても吸収されるのが基本的なところですが、脂溶性成分は胃の中に脂肪があることで溶けて吸収されます。ということは、空腹時に脂溶性成分を摂ると素通りしてしまうということです。

サプリメント製品の中には、空腹時に摂取することによって吸収しやすい水溶性成分と、食後に摂取しないと吸収されにくい成分が、ともに使われているものがあります。

いったい、いつ摂取すればよいのかがわからないまま販売されています。

また、製造会社に、その事実を伝えても、これまでの販売のためのメッセージを、自らが否定することになると言って、聞く耳を持たない会社も少なくありません。

そんな基本中の基本も伝えられず、無駄なことをさせているのがサプリメント業界であり、それは消費者保護にならないとの考えで、そのことを伝える活動としての講習と情報発信は今も続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメントや健康食品の広告宣伝などを規制するために設けられている「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」は、一般にはサプリメントなどの医薬品的な効能効果を述べることを規制するものと認識されています。

それは間違ってはいないのですが、マニュアルの重要な内容は、それだけではありません。医薬品だけに認められていることを、サプリメントなどで表現すると、効能効果と同じように厳しく対処されます。

医薬品は、どんな病気の治療に使うのかという有効性(効能効果)のほかに、どれだけの量を使うのか、いつ摂取するのかが定められています。それに対して、サプリメントなどは有効性、形状、用法用量が規制されています。

形状というのは医薬品と同じ形のことで、医薬品と同じ形をしていると医薬品と勘違いされることがあることから規制の対象となっています。

以前は錠剤もカプセルも禁止されていて、有効性の一部を表示することが許可される特定保健用食品も登場したばかりのときには医薬品と同様の錠剤とカプセルを使うことはできませんでした。

そのために、錠剤は丸い形ではなくて三角形、六角形などにして、カプセルは涙型が使われていました。

今では錠剤もカプセルも医薬品でないことがわかる表示がされていれば使うことができるようになっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメントは不足する栄養成分を補うことを目的としているものですが、摂取量が多くなりすぎることによって過剰症が起こることがあります。そのため、許容上限量を超えないようにする必要があります。

しかし、過剰症とは別に身体不調を起こすことがあります。その中でも目立って多いのが下痢や軟便です。

鉄は、エネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として酸素の運搬、細胞への酸素の取り込み、老廃物の炭酸ガスとの取り替えの機能があります。

また、赤血球の生成とともに鉄欠乏性貧血の予防、免疫細胞の成長などの作用があります。肉類に多く含まれるヘム鉄は、野菜などに含まれる非ヘム鉄に比べると体内への吸収率は3倍以上となっています。非ヘム鉄はビタミンCによって吸収が高められます。

ヘム鉄は腸に作用して下痢や軟便を起こすことがあります。また、非ヘム鉄は胃に作用して胃痛などを起こすことがあります。

その理由としては、鉄が酸化することによって活性酸素が発生するためだと考えられています。ヘム鉄は胃では酸化せずに腸で酸化することが関係していると説明されています。

鉄は赤血球の中に含まれていることから、運動をして血流が盛んになることによって破壊されやすく、そのために起こるのがスポーツ貧血です。

女性アスリートは貧血を起こしやすく、サプリメントとして鉄を摂ることがすすめられるものの、下痢や軟便が起こる場合には、鉄が含まれる食品を多めに摂って、鉄の摂取は控えめにするようにします。

鉄が多く含まれる食品は肉類(レバー、赤身肉)、赤身魚、貝類、カボチャ種子などです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「靴の日」日本靴連盟が、1870年3月15日に東京の築地入船町に日本初の西洋靴の工場が作られたことにちなんで制定。

「会いに、走れ。記念日」ニューバランスジャパンが、大切な人に走って会いに行く決意を促そうと制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

睡眠は、健康づくりの基本中の基本となることであることから、さまざまな健康に関わる講習会やセミナーなどで、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を持ち出して話をしています。

睡眠に関するガイドについては、厚生労働省によって2003年度(平成15年度)に「健康づくりのための睡眠指針〜快適な睡眠のための7箇条〜」が策定されたのが始まりです。

次いで2014年度(平成26年度)に「健康づくりのための睡眠指針2014」が策定されました。

これらの指針を活用して、「21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21〔第二次〕)」における休養分野の取り組みが進められてきました。

「健康づくりのための睡眠指針2014」の策定から約10年が経過して、睡眠に関する新たな科学的知見が蓄積されてきました。

その一方で、「健康日本21〔第二次〕最終評価」では、休養分野の指標である「睡眠による休養を十分にとれていない者の割合」は、ベースライン値の18.4%(2009年/平成21年)から、15.0%(2022年度/令和4年度)に低下させることを目標としていました。

ところが、最終評価時は21.7%(2018年/平成30年)と、むしろ増加していて、D(悪化している)と評価されました。

年齢階級別に分析すると、特に中高年者(50歳代)において増加の度合いが大きくなっていました。

こうした状況を踏まえて、休養・睡眠分野の取り組みをさらに推進するため、健康づくりに寄与する睡眠の特徴を国民にわかりやすく伝えて、より多くの国民が良い睡眠を習慣的に維持するために必要な生活習慣を身につける手立てとなることを目指して、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が策定されました。

これから睡眠について知っておいてほしいことを、睡眠ガイドを参考にして、紹介していくことにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

原石を磨けば光り輝くということは事実であっても、それだけでは本来の魅力を引き出すことができない宝石があります。それはトルマリンです。

トルマリンは、どんな色なのか表現するのが難しいというか、存在しない色はないと言われるほど豊富な色彩がある宝石で、10月の誕生石にもなっています(一般にはオパールのほうが知られていますが)。

多彩な色であるのはケイ酸塩鉱物であって、その中に含まれるミネラルによって色彩が変わってくるからです。

ブラジル、アフリカ各地、スリランカなどが有名な産出地で、中でも日本で人気があるのはブラジルのショール(黒色)トルマリンです。

黒い宝石というのは、あまり聞いたことがないかと思いますが、それは一般的な宝石としての用途ではなくて、電気石と呼ばれる性質を活かした加工用として使われているからです。

ブラジルで色鮮やかなトルマリンを採掘するときに、黒色のトルマリンが多く掘り出されます。これが電気石として活用されています。電気石と呼ばれるのは熱や湿度、圧迫、摩擦などによって静電気を帯びる性質があり、マイナスイオンが発生するからです。

これがパワーストーンとしても注目される要因となっているのですが、宝石として身につけていてもマイナスイオンの効果を得ることはできません。熱、湿度、圧迫、摩擦の効果は繊維に練り込んで、布などの形にして身体に接触させることで発揮されます。

これが健康効果として注目されて、テレビ番組でも大きく取り上げられました。そのきっかけとなった書籍が4冊、相次いで発行されたのですが、そのうちの2冊はゴーストライターとして私が書いたので、健康効果の内容も真実も、よく知っています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕