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学習特性サポート40 男と女で異なる右脳と左脳のバランス
脳を大きく分けるときには二つの方法があります。一つは脳幹、大脳辺縁系、大脳皮質に分ける方法で、脳幹は自律神経をはじめとした生きるために必要な機能、大脳辺縁系は本能や情動、欲望を感じる機能、大脳皮質は考える機能とされています。 大脳皮質は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に大きく分類されていて、それぞれ機能が異なります。例えば、目から入ってきた視覚情報は後頭葉に届き、側頭葉に蓄積されている視覚記憶
業苦楽23 ハリネズミのジレンマ
人間関係はコミュニケーションの取り方が難しいと言われていて、その中でも間違ってはいけないのは距離感です。距離感を誤ると、良好な関係だったことが刺激し合う不快な関係にもなりかねません。 よかれと思ってやっていることが相手にとっては実は迷惑なことで、好意を続けてよいのか、それとも少し離すようにしたほうがよいのかは、それぞれの人の感じ方によっても違ってきます。 よいことをしているはずであった
5月26日の記念日
「メープルもみじの日」サンエール(広島県広島市)が5月を表す英語のMay(メイ)とプ(2)ル(6)の語呂合わせで制定。 「風呂カビ予防の日」ライオンが日本気象協会の調査で5月26日を境に気温と湿度がカビ発生の条件に合致することから制定。 「源泉かけ流し温泉の日」野沢温泉源泉かけ流しの会が極上(5)な風呂(26)の語呂合わせで制定。 毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーン
日々修行269 高血圧の基準の変化?
日本人は血圧が高めの体質があり、血圧を下げることが健康長寿の重要ポイントとされてきたところがあります。高血圧の基準は、これまでにも何度か変更され、変更のたびに基準が下げられて、早めに治療を始めることが推奨されてきました。 高血圧の基準が初めて定められたのは1987年のことで、それほど前のことではありません。そのときの基準値は収縮期血圧(最高血圧)が180mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)が
言い間違い19 喧々諤々
漢字の読みが難しい、似たような漢字があってわかりにくい、というものは複数存在しているのですが、その中でも間違われることが圧倒的に多いのは「喧々諤々」です。喧々は「けんけん」、諤々は「がくがく」と読みます。 喧々は、やかましく騒ぐことを表す言葉です。諤々は、遠慮せずに直言することを表しています。この二つが合わさった喧々諤々は、「やかましく騒いでいるようでも、実は遠慮せずに正しいことを言っている
発達特性29 脳の構造と機能
発達特性がある子どもを理解して、的確に能力を引き出していくためには、その基本となる脳の機能を知っておくことも大切になります。 脳は大脳、間脳、小脳、脳幹に大きく分けられています。 大脳は脳全体の約80%を占めていますが、表層部分の大脳皮質は脳全体の半分ほどを占めています。大脳は感覚や運動、認知機能(記憶、言語、計算など)を司っています。大脳皮質は感情、感覚、記憶、思考などの重要な機能を
5月25日の記念日
「シーチキンの日」はごろもフーズが創業日の1931年5月25日を制定。 「とんがりコーンの日」ハウス食品が、とんがりコーンの発売日の1978年5月25日にちなんで制定。 「みやざきマンゴーの日」宮崎県果樹振興協議会亜熱帯果樹部会が、みやざき完熟マンゴーの普及のためにマンゴー(05)ニッコリ(25)の語呂合わせで制定。 「子どもニコニコ笑顔育の日」笑顔育(神奈川県逗子市)が子(5)
日々修行268 不確定表現の回避
「自分が口にした言葉に責任を持つというのは当然のこと」ということはビジネスの世界でも教育の世界などでも言われ続けてきたことで、そのことは多くの書籍にも書かれていて、これは教訓のように伝え続けられてきています。 私が15年間にゴーストライターとして150冊を手がけた大手出版社の書籍でも、何回か書いてきた言葉です。それは私が好んで使ったフレーズということではなくて、著書となっている方々が、表現こ
学習特性サポート39 小学生・中学生が学ぶ同音異義語プラス
同じ発音で違う漢字で表記する同音異義語は数多くありますが、その中で小学生と中学生が学ぶ同音異義語は、社会生活をスムーズに送るためにも必要になってきます。それに追加をして以下に紹介します。 中には、ここまでの漢字を知ることはないだろう、というものも含まれていますが、もっと多く存在しているということを感じることの意味もあることから、あえて取り上げています。 「いがい」意外、以外、遺骸、「い
食事摂取基準35 集団の食事改善を目的とした活用2
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、集団の食事改善を目的とした活用目的に応じた活用上の留意点を説明しています。その中から食事評価を紹介します。 ◎食事評価 エネルギー摂取の過不足を評価する場合にはBMIの分布を用います。今回提示した目標とするBMIの範囲を目安として、BMIが目標とする範囲内にある者(または目標とする範囲外にある者)の割合を算出します。 栄養素については、食