あくまでも噂話86「健康運動指導士の更新教育」

公益財団法人日本健康スポーツ連盟は厚生労働大臣認定運動型健康増進施設の実態調査と指導をする唯一の団体ですが、それだけでなく、運動型健康増進施設に必ず配置さければならない健康運動指導士の認定もすることで話は進んでいました。ところが、法人が設立される段階になって、急に健康運動指導士の認定団体が他に作られることになりました。

天下り団体ではないかとの話が出たこともありましたが、健康運動指導士は運動型健康増進施設で働くことが多いことから、更新教育を日本健康スポーツ連盟も担当することになりました。

健康運動指導士の更新教育は、新たに作られた団体(健康・体力づくり事業財団)と資格認定者の団体(日本健康運動指導士会)と並んで、日本健康スポーツ連盟にも割り振られました。

更新単位は5年間で20単位ですが、その内容は健康運動指導士養成講習会テキストの更新情報だけでなく、日本健康スポーツ連盟には資格のレベルを高めるための特別講習も認められていました。これは認定団体に申請して許可を得るのが条件ですが、その中にサプリメント講習がありました。

私は日本健康スポーツ連盟が公益財団法人に移行する時期に同法人の理事を務めていたことから、サプリメントの全般を学ぶ講習を担当することになりました。それまではサプリメントといってもアミノ酸やビタミン、ミネラルの講習が多くを占めていたのですが、私が担当した講習は10時間で10単位が取得できるもので、健康食品全般の制度から各製品の成分まで幅広く講習をしていました。

運動型健康増進施設は高齢者や通院している人も多く利用していて、健康食品を使っている人が多かったことから、施設でも販売されることもありました。運動だけでなく健康維持のための適切な指導をするのが施設の目的でもあるので、健康食品の知識は仕事の面でも重要なテーマとなっていたのです。

10時間のうち1時間ほどはエネルギー代謝の講習として、日本メディカルダイエット支援機構の副理事長に担当してもらっていました。副理事長は代謝促進成分のL‐カルニチン研究の第一人者です。それは体脂肪を減らすためにも、全身の細胞で作り出されるエネルギーを健康維持のために使うためにもL‐カルニチンが重要な役割をしているからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)