健康情報共有23 目標とする人と一緒にダイエット

ダイエットの基本は食事と運動です。ダイエット法は300種類もあるとされていて、これさえすれば食事も運動も関係ないということを主張している方法もあるものの、食事も運動も自由にやって望むような結果を出すのは難しいと感じています。

ダイエットには食事と運動と運動が大切であるということになると、できることなら無理をしたり、頑張るようなことはしたくないという気持ちもあって、自分一人だけでは乗り越えることができない場面も多々あります。そんな場合には、一緒にダイエットに取り組んでくれる人、応援してくれる人の存在が重要になります。

日本メディカルダイエット支援機構が認定するダイエットデザイナーは、科学的な知識を持ってダイエットに取り組む人を支え、ときには励まし、伴走者として一緒に目標に向かって歩む立場となれるような養成講習です。

ダイエットデザイナー講習の中で、早食いのために食べすぎてしまう人が、ゆっくりと食事をして食べ過ぎを抑えるために、スマホを活用した会話や情報のやり取りをして食事の時間を長引かせることによって満腹中枢を働きやすくする方法を紹介しています。これは一緒に取り組んでくれる人であれば、より効果が出やすくなります。

食事や運動によるダイエットを一緒に取り組んでくれる人がいるのはよいことであっても、どんな人を選ぶかで結果は違ってきます。以前に、ダイエットのための食事と運動がうまくいかないという悩みを抱えるダイエット希望者がいて、観察をさせてもらったことがあります。外食が多いことからファミレスの食事、運動は有酸素運動のウォーキングだったのですが、その内容を評価する前に、すぐに問題点がわかりました。

一緒に取り組んでいる人が太っていて、外食のメニューはエネルギー量が多くて、しかも早食いでした。せっかく話し相手がいるのに、食べているときは黙々と箸を進めて、それからデザートや甘いドリンクということに合わせていたら、そのほかの食事を頑張っても、なかなか結果が出ません。

ウォーキングにしても、速歩(早歩き)と普通歩行の繰り返しによる脂肪代謝の促進について教えているのですが、どうしても太っている人と一緒だと普通歩行が多くなり、それもゆっくりとした速度になってしまいます。食事は“ゆっくり”、ウォーキングは“早く”と伝えていたのに、逆のことをしていたら、結果が出にくいのは当然のことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕