健康食品の成分が含まれた牛丼の効果

牛丼の具に血糖値の上昇を抑制するサラシアを加えた機能性表示食品が話題となっています。牛丼の具ということは、ご飯に乗せて食べるもので、サラシアには糖質がブドウ糖に分解されるのを抑制する作用があるので、これで血糖値が上がりにくくなる、太りにくくなるということで注目されています。サラシアの特徴については、このサイトの「サプリメント事典」を、ご覧ください。
錠剤タイプの健康食品なら1日分の食事に合わせた成分の量が使われています。それに対して牛丼は1食分となりますが、実際のサラシアの量を見てみると0.3mgとなっています。健康食品に使われている量は1日に0.6mgから0.8mgが一般的なので、そこそこの量が使われていることになります。そこそこの量というのは、1食について茶碗1杯分は約150g、エネルギー量では約200kcal分に対して使われる量を指しています。
しかし、牛丼の1杯分のご飯の量となると並盛りでも260gで、350kcal以上はあります。少し盛りをよくすると380kcalから400kcalになります。これは茶碗2杯分の量です。その量から計算すると0.6mgはほしいところです。となると、牛丼1食分の具であっても、ご飯が茶碗1杯分にするか、足りない分は健康食品から摂る必要があることになります。
こういったことは計算をしてみれば簡単にわかることで、そういった情報を得ることも健康食品を選ぶときには大切だということです。