旧来のコンテンツと最新情報のマッチング

日本メディカルダイエット支援機構としてのコンテンツは、ホームページに掲載されている最新情報の2460本(2021年5月17日現在)のコラム(各800字程度)、メディカルダイエットのコラム300本、体質改善の81本、健康用語事典、サプリメント事典などですが、その多くは支援機構の理事長が資料提供しています。他に月刊医療・健康情報誌に13年間掲載してきた二次使用権がある1800ページ、ゴーストライターとして執筆してきた184冊の書籍で培ってきた知識、義父である薬学博士より引き継いだ著書・監修164冊のコンテンツもあります。
ゴーストライターのほうは大中小の出版社で手がけたもので、契約から誰の、どんな書籍を書いたのかは言えないことになっていますが、唯一許されているのは初めて手がけた『松下政経塾塾長講和録』(PHP研究所)です。これは松下幸之助さんが話したことを、ほぼ原稿に起こしただけなので、ゴーストということではないということで、いつも話題にさせてもらっています。
ゴーストライターを始めるまでは、臨床栄養や運動科学が中心だったのですが、なんでも取材して、なんでも書いてきたことから、嫌でも広範囲の見方をするようになり、これは栄養や運動でも活かされてきました。後半は健康に関わる発注が多くなり、有名やタレントのダイエット書籍も複数手がけたこともあって、それは今でも情報源として役立っています。
とはいっても以前の雑誌や書籍の内容は、時が経つにつれて古い情報となってしまいます。いかに情報ソースが正しくて、よく書き込まれた内容であっても、古い情報は間違いともなりかねません。そこで最新情報とマッチングさせて、いつでも新たな、そして正しい情報を発信できるようにするために、活用しているのは「健康情報メール」です。
これは理事長が個人的に発信しているもので、国や公的機関、研究機関、大学などが発表している情報の中から毎週25〜30本ほどを選択して、研究者や団体役員、メディア関係者などを対象に無償提供しています。2008年4月から始めて574本(2021年5月15日現在)になりました。休んだのは休日の関係で情報が少なかった2回と、理事長が風邪で休んだ1回だけです。