発達栄養143 子どもの間食の与え方

「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」の中から、むし歯の有無別の間食の与え方について紹介します。これは平成27年度乳幼児栄養調査結果に基づいて発表されたものです。

回答者は2〜6歳児の保護者です。

2)子どもの食事・間食・飲料について
(3)子どもの間食の与え方
間食(3食以外に食べるもの)の時間を決めていない者の割合は43.7%、甘い飲み物やお菓子を1日2回以上とっている者の割合は2〜3歳で約4割、5歳以上で約3割います。

子どもの間食の与え方について、「時間を決めてあげることが多い」と回答した者の割合が56.3%と最も高くなっていました。

「甘いものは少なくしている」が22.9%、「欲しがるときにあげることが多い」が20.7%、「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」が17.2%、「スナック菓子を与えることが多い」が15.8%、「特に気をつけていない」が9.1%であり、間食の時間を決めていない者の割合は43.7%でした。

子どもの間食として、甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数は、どの年齢階級も「1回」と回答した者の割合が最も高くなっていました。2〜3歳未満は52.3%、3〜4歳未満は58.6%、4〜5歳未満は63.1%、5歳以上は67.0%でした。

2回以上とっている者の割合は、2〜3歳未満が41.9%と最も高く、5歳以上が28.9%と最も低くなっていました。