睡眠ガイド3 睡眠指針改訂の主旨その2

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。

以下に、前回(睡眠ガイド2)に続いて、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に関する文書の後半(その2)を掲載します。

「健康づくりのための睡眠指針2014」との大きな違いは、令和6年度から開始する国民健康づくり運動である「21世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本21〔第三次〕)」において目標として掲げられた適正な睡眠時間と睡眠休養感の確保に向けた推奨事項を「成人」「こども」「高齢者」と年代別にとりまとめた点である。

また、良い睡眠には、光・温度・音等の環境因子、食生活・運動等の生活習慣、睡眠に影響を与える嗜好品との付き合いも重要であるため、科学的知見を踏まえて、これらについて留意が必要な点を参考情報としてとりまとめた。

さらに、睡眠に関連する症状には、「睡眠障害」に起因するものがあるため、「睡眠障害」についても概説するとともに、女性の健康等の観点から、女性ホルモンの変動が睡眠に及ぼす影響や、現代社会の維持に不可欠な勤務形態の一つである交替制勤務における睡眠の不調等の健康リスクや生活習慣等において工夫できる点も含め整理した。

全体の構成については、国民一人ひとりが、それぞれのライフスタイルに応じて良質な睡眠の確保ができるよう、ツールとしての活用性等も考慮した構成とした。

また、本ガイドは、「6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する」などの定量的な推奨事項だけでなく、良質な睡眠確保に向けた睡眠環境や生活習慣等の見直しといった定性的な推奨事項を含むものであるとともに、「指針」という表現が全ての国民が等しく取り組むべき事項であるという誤解を与える可能性等を考慮し、「ガイド」という名称とした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕