身体年齢47 糖尿病対策のたんぱく質摂取

糖尿病に対応するための食事というと、まずは原因となるブドウ糖の摂取を減らすことです。糖質はブドウ糖が鎖のように結びついたもので、これが消化液によって分解されていくと、ブドウ糖が2個つながった麦芽糖になります。そして、麦芽糖が分解されると1つずつのブドウ糖になります。

砂糖も糖質とされますが、ブドウ糖と果糖が1つずつ結びついたもので、これも消化によって分解されることでブドウ糖となります。これらのブドウ糖は小腸から吸収されて、血液中に入ります。血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれていて、その量を示すのが血糖値です。

糖尿病は血糖値が一定量以上になったときに診断されるので、ブドウ糖の摂取量、そのもとになる糖質を減らすことが重要と考えられ、糖質制限が行われるのです。

糖質制限だけで糖尿病が治るかのように言われているものの、血糖値が上昇しないようにしても、過去の糖尿病によって膵臓からインスリンが分泌されにくくなっている人は、なかなか元の状態には戻りません。

糖尿病は外見的にはブドウ糖の問題のように見えるかもしれませんが、重要なことは細くてもろい細小血管が徐々に傷んでいく疾患です。糖尿病の合併症の眼の網膜症、腎症、神経障害は細小血管が密集している部位で起こるもので、糖尿病の特徴を表しています。

血管はタンパク質で構成されているので、タンパク質を摂取することは大切です。身体のタンパク質を多く作り出すためには良質なたんぱく質の摂取が必要で、これに該当するのは肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品です。

もしも糖質制限をする場合でも、良質なたんぱく質の摂取量を減らさないように食材選びをすることが必要です。

(身体を構成するものはタンパク質、食品に含まれるものはたんぱく質と使い分けています)

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕