2023/8/2 倫理指導への期待

倫理法人会のモーニングセミナーに参加させてもらってから、アドバイスの言葉を受けることが多くなっています。その多くは加入している単会か同じ地域の単会の会員ですが、「小さなことでも長くコツコツと続けること」と何人かに言われました。仕事を成功させるために必要なことであるのに、なかなか続けられないというのは多くの人が経験していることです。

コツコツと続けてきたことはあるかと問われて、2010年4月から健康関連の情報を平日に検索して毎週1回、関係先に送り続けている健康情報メールのことを話しました。これは医師や研究者、団体役員など400人に送っているといっても、ボランティアなので仕事と言えるかは疑問です。

この話をすると「1週間に1回ではなくて、毎日続けられることを始めるとよい」と言われます。これも何人にも言われました。毎日休みなくということでは、日本メディカルダイエット支援機構のホームページを始めた2015年の9月から最新情報のコラム(800字前後)を書き続けています。今では毎日3〜4本を書いていて、5270本を超えました。

ここまで話すと、「続けるだけでは仕方がないので活かす道を考えるべき」と言われることがあります。コラムを書くことで金銭的に稼いでいるわけではないのですが、健康情報メールは東京人脈と岡山人脈との交流を継続させる原動力になっています。また、コラムのほうも考えを伝える場になっていて、自分がやってきたことの目録のようになっています。

ただコラムを全部読んでくれた方は1人だけ(ある大学の学長)しかいなくて、仕事でつながっている方の多くはテーマ別のコラムをピックアップして読んでくれています。発達障害に関するコラムが一番読まれていて、これだけでも1000本を超えているので、ありがたいことことです。

「多くの人の異なる話を聞き、自分なりにまとめること」をアドバイスしてくれた方もいました。このことは15年にわたってゴーストライターとして184冊を書いてきて、実践できていると思っています。

ある役員の方から、ある会員の方を指して「コンサルタントの内容は倫理指導で受けた言葉を、そのまま伝えている」と聞いたことがあります。そのまま伝えることも大切だというのはゴーストライター時代に心掛けていたことではあります。

そういうこともあって、自分も倫理指導を受けて、自分なりに整理してみようかと考え始めています。ただ、アドバイスを受けて、それを実践しているうちに、元から自分の考え方であったように思い込むところが多くの人にはあることなので、そこは気をつけて新たに実践するための指導を受けたいと思っているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕