インターバルウォーキングの手法による代謝促進はバウンドボール(バランスボールのバウンド運動)でも活用が可能で、スピードを高めたバウンド(2秒に1回を目安)を30秒間、その後はゆっくりとしたバウンドを1〜2分間行い、これを20〜30分を目安に繰り返していきます。
バウンドボールによるインターバル運動を始めるときには、最初に脚部と腹部の筋肉に多くの酸素を取り込むために1秒に1回のバウンドを1〜2分間行います。バウンドは、できるだけ身体の上下動を大きくして、下半身の筋肉を大きく使うことを意識して、筋肉のポンプ作用を高めるようにします。
運動をし慣れていない人では、無酸素領域の運動となり、エネルギー源としてブドウ糖が多く使われるようになりますが、そのときに特に多くの酸素が取り込まれるようになります。
インターバル式のバウンド運動を行って、汗が出てきたら脂肪の代謝が盛んになってきたサインであるので、それ以降はリズムを落として続けても効果が大きく低下することはありません。
◎バウンドによるインターバル運動
① 1秒に1回のバウンドを1〜2分間繰り返して筋肉に多くの酸素を取り込む
② 2秒に1回のバウンドを30秒間行う
③ 3〜4秒に1回のバウンドを1〜2分続ける
④ ②と③を20〜30分繰り返す
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)