ツボ療法は、鍼、灸、指圧、あん摩によって“ツボ”を刺激して健康によい効果をもたらしてくれる治療法です。ツボは漢字では「穴」と書かれます。東洋医学では経穴と呼ばれていることからきているようです。
ツボは点で示されるピンポイントである上に、人によって身体のサイズが違うので、どの位置から何cmという位置感、距離感も違っています。それどころか、体調や状況、場合によっては日のよって微妙に移動します。プロに位置を示してもらって、そこに印をつけても、次の日にはズレていることもあるわけです。
ツボは指で押していると、痛みやこり、圧迫感を感じるポイントで、そのポイントを押さえることで確認することができます。とはいえ、なかなかジャストポイントを押さえることは難しくなっています。
ツボを押さえるために、もう一つ使われる方法があります、それは温熱で、ピンポイントの点ではなく、面で刺激していきます。ツボからは電気刺激も通りやすいのですが、熱も通りやすく、ツボにヒットすると、それ以外のところよりも熱く、場合によっては痛くも感じます。面で捉えるなら必ずヒットさせることができて、効果も得やすくなっています。
温熱療法は複数の方法がありますが、医療機器になっている温熱機器を活用したものがあり、これによって身体の深部に熱を送り込み、神経や器官、内臓までを刺激することができます。これ活用して、当法人では体質改善法を研究しています。