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糖尿病の倫理8 糖尿病患者は短命なのか
糖尿病は血管の老化を進める大きな要因で、全身に影響を与えるだけに、平均寿命が短いことは以前から言われてきました。 これは、ただ言われてきたというレベルではなくて、19か国の151万人を対象にした調査でも明らかにされていることで、30歳で糖尿病の診断を受けた人は平均寿命が14年短くなるという結果が発表されています。 一般に「糖尿病では14年も短命」と言われているのは、この調査結果がもとに
糖尿病の倫理7 患者数データの注目点
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」は、2001年の発表から現在の名称となっています。それ以前は「国民栄養調査」でしたが、そのきっかけとなったのは中央省庁再編によって2001年に厚生省と労働省が統合されて厚生労働省が発足したことでした。 国民の健康づくりのための基礎調査として、栄養摂取の調査に、広く健康に関わる調査も加えられました。糖尿病についても、栄養摂取と運動習慣の両方の取り組みが重要とな
糖尿病の倫理6 国民健康・栄養調査の信頼性
厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成28年:2016年)の結果から、「国民の5人に1人が糖尿病か予備群」という衝撃的な数字がメディアなどで盛んに報道されたときに「翌年は増えるのか、それとも減るのか」ということもメディアの話題となりました。 しかし、その結果が出るのは翌年ではありません。 国民健康・栄養調査で“推計人数”(20歳以上、男女計)が発表されるのは5年に1回のことで、それ以外の
糖尿病の倫理5 患者と予備群の変化
糖尿病が国民病と呼ばれるようになったのは1970年代のことですが、その当時の患者数は約100万人と推計されていました。 新たな調査結果が発表されるたびに糖尿病患者は増加傾向となり、平成28年(2016年)調査の「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)では、糖尿病患者は約1000万人と発表されました。 国民健康・栄養調査では、糖尿病患者は「糖尿病が強く疑われる者」とされていて、一般に“糖尿病
糖尿病の倫理4 糖質が減って糖尿病が増えた
私が中学3年生だった1970年に父親は糖尿病と診断されていますが、その年は日本万国博覧会(通称「大阪万博」「EXPO70」)が開催された年で、食生活の洋風化が大きく進んだ時期でした。 1970年にはケンタッキーフライドチキン、すかいらーくの第1号店、1971年はマクドナルド、ロイヤルホストの第1号店が開店しています。 その1970年が糖尿病にとって大転換の時期であったということは、後に
糖尿病の倫理3 糖尿病の遺伝
「糖尿病の家系」と言われても、あまりピンと来ないようで、真剣に考えようとしない人は少なくありません。 それは診察室で、医師に言われた人の反応をみても同じで、その意味がわかっていなければ、“馬の耳に念仏”というか“蛙の面に水”というか“猫に小判”というべきか、真意が伝わらず、軽く受け流してしまうことにもなります。 このことは、後に病院栄養管理の研究所のメンバー(主任研究員)となって、糖尿
糖尿病の倫理2 高血圧の家系
「糖尿病の家系」に続いて「高血圧の家系」について書くのは、私は両方の家系で、糖尿病と高血圧が遺伝している可能性が高いからです。 糖尿病と高血圧は別の疾患であることは間違いがなくて、糖尿病は血液中のブドウ糖が多くなりすぎた状態で、高血圧は血管(動脈)の圧力が高まりすぎた状態です。 あまり関係がないように思われがちではあるものの、ともに影響が出るのは血管で、調べてみると糖尿病になると高血圧
糖尿病の倫理1 糖尿病の家系
「糖尿病の家系」という言葉を初めて聞いたのは、いつだったのかは定かではないのですが、おそらくは私が中学生の時ではないかと思います。 親戚縁者が集まる場(法事か何か)で、神妙な顔で儀式を終えた後の食事のときに、お酒が入って場がくだけたところで、「糖尿病の家系だから控えないといけない」という声があがりました。 その声は、確か叔母(父親の姉)で、父親の呑み過ぎ(過度の飲酒)を注意してのことだ
1月21日の記念日
「料理番組の日」イギリスのBBCテレビで1937年1月21日に世界初の料理番組が放送されたことにちなんで制定。 「スイートピーの日」日本スイートピーの会が、花びら(旗弁、翼弁、舟弁)の1枚、2枚、1枚あることから1月21日を制定。 毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)
日々邁進21 救急車のサイレン音
救急車が最も多く出動する時間帯については、東京にいたときに東京消防庁の関係者と交流があったことで、よく聞いていました。 住まいを変える中で、大学病院の近くに住むことが続いていたので、そのことを救急車のサイレン音(緊急走行音のピーポー)で実感していました。 その時間帯は、夜は23時から1時間ほど、朝は7時前から1時間ほどで、毎日のようにサイレン音が鳴っていたことから「時計を見なくても寝る





