最新情報

正念1「正念場との出会い」

この原稿(連載コラム)のタイトルの“正念”は「しょうねん」と読みます。正念の後に場をつけると正念場となり、そのことから別の読み方(せいねん)をされることは、ほぼありません。 正念場(しょうねんば)は、人の価値や真の実力などが試される、非常に重要な局面のことです。歌舞伎や人形浄瑠璃などでは、その役の性根(根本的な心構え)、役柄を発揮する最も重要な場面(見せ場)を指しています。 こういった


食の不都合な真実12 品種改良による栄養低下(ほうれん草2)

ほうれん草は品種改良によって栄養素が減ってきているということですが、中でも大きく低下しているのはビタミンCです。 食品に含まれる栄養素については、日本食品標準成分表(食品成分表)に記載されています。戦後初の食品成分表(初版)は終戦から2年後の1947年(昭和22年)に発表されました。 現場で活躍する栄養士や管理栄養士は、それぞれが学んだときの食品成分表を基本にして、改訂版が発行されるた


食事摂取基準157 ビタミンD7

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *成人(目安量)の続き 我が国で行われた研究もありますが、その研究数は限られており、北海道と熊本県で20〜69歳の男女を対象として夏期と冬期に行われた観察研究では、夏期でも約半数の者で


食事摂取基準156 ビタミンD6

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *成人(目安量)の続き 血中25−ヒドロキシビタミンD濃度が20ng/mLを維持できるビタミンD摂取量について、アメリカ・カナダの食事摂取基準では、血中25−ヒドロキシビタミンD濃度に


10月19日の記念日

「熟成烏龍茶の日」日本コカ・コーラが、熟(10月9日、19日)の語呂合わせで制定。 「医療用ウィッグの日」グローウィング(大阪府大阪市)が、病院のマークが漢字の十に似ていることから10、ウィッグ(19)の語呂合わせで制定。 「洗濯を楽しむ日」パナソニック(ランドリー・クリーナー事業部)が、10月19日を1019として、せん(1000)とく(19)=たくと読む語呂合わせで制定。 「


金言の真理39「兵隊の靴」5

作曲家の米山正夫先生と巡り会えたのは2ルートあると前回(金言の真理38)書きましたが、「改造」の編集長を務めた水島治男先生の息子さんが音楽雑誌の編集長であったので、その関係かと思われることがあります。 息子さんが編集長を務めていたのはクラシック音楽専門誌で、米山先生は歌謡曲を中心としていたので、ここに接点はありません(後々には、つながることはあったのですが)。 米山先生の1000曲以上


時間塾13 泥棒していることに気づかない

時間が大事であって、時間に限りがあるということを実感しているときに、最も気になるのは「時間泥棒」の存在です。 この言葉は1976年に発行された児童文学の『モモ』で描かれたテーマで、少女のモモが灰色の男たちが人々から盗んだ時間を、時間を司るマイスターの助けによって取り戻すという物語です。 その当時はあまり話題にはならなかったのですが、その言葉が記憶に残るほど耳にしたのは、居酒屋業界の著名


そこが知りたい75 日本も肥満大国?

かつての日本人は欧米人と比べると体格的に小さく、食事による脂肪の摂取量も少ないことから肥満と呼ばれるような人は少なかったのですが、今では肥満大国のアメリカに迫る勢いであることが言われます。 日本人の脂肪摂取量が歴史的に少なかったことは確かで、それは肉食が少ないことが関係しています。今から80年前の終戦直後(終戦から2年後に発表された調査結果)に比べると肉の摂取量は、現在では6倍にもなっていま


食事摂取基準155 ビタミンD5

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *成人(目安量) 血中25−ヒドロキシビタミンD濃度が12ng/mL未満では、くる病(小児)・骨軟化症(成人)のリスク増大、カルシウム吸収率低下(小児・成人)、骨量の低下(小児・若年者)、骨


食事摂取基準154 ビタミンD4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。 〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕 欠乏症として、小児ではくる病、成人では骨軟化症があげられます。 軽度の不足では、骨粗鬆症と骨折リスクの増大に関連する血中副甲状腺ホルモン濃度の上昇がみ