最新情報

食事摂取基準1 食事摂取基準の趣旨

健康維持のために、どんな栄養素を、どれくらい摂ればよいのかという基準が、厚生労働省より発表されています。 その基準は「日本人の食事摂取基準」で、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素の欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的として制定されたエネルギーと各栄養素の摂取量の基準が示されています。 栄養状態と健康状態は、それぞれ


睡眠ガイド31 就寝前にリラックス

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の「就寝前にリラックス」を紹介します。 〔就寝前にリラックス〕 スムーズに入眠するためにはリラックスし、脳の興奮を鎮めることが大切です。そのためには、寝床に就く前に少なくとも1時間は家事や仕事、勉強に追われず、リラックス


睡眠ガイド30 しっかり朝食を摂り、就寝直前の食事を控える

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の各項目の後半の続きを紹介します。 〔しっかり朝食を摂り、就寝直前の食事を控える〕 朝の日光浴は体内時計の調整に役立ちますが、朝食もまた同様に体内時計の調整に寄与します。 1週間程度の期間、朝食を欠食することで体内


記念日11月1日〜10日

11月1日 「すしの日」全国すし商環境衛生同業組合連合会が新米の時期で、魚の脂がのっておいしい時期であることから制定。 「紅茶の日」日本紅茶協会が1791年11月1日にロシアのエカテローナ2世から日本人で初めて大黒屋光太郎が茶会に招かれて紅茶を飲んだことにちなんで制定。 「低GIの日」日本Glycemic Index研究会がグリセミックインデックス(GI)の血糖値が上昇しにくい低GI値の普及


10月31日の記念日

「出雲ぜんざいの日」出雲観光協会が、ぜんざい発祥の地とされる出雲地方では旧暦の10月を神在月と呼んで、神在(じんざい)もちを振る舞ったことから神在月(出雲以外では神無月)の10月で、ぜん(10)ざい(31)の語呂合わせで制定。 毎月31日:「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)


日々修行62 温かい病院給食のきっかけ

「病院の経営者は自分の病院に入院して実際の食事を食べてみればいい」とアドバイスするのは、病院給食がおいしくないと言われていることを承知している経営者・経営陣だけでなく、自分のところの病院の給食は問題ないと思っている経営者なども含めています。 問題がないと思うだけでなく、周囲に言い切っていた院長が体験入院を2日間した後に、これまで栄養管理部門から要望を出しても聞き入れられなかった病棟への電子レ


微表情11 目は口ほどにものを言う

「目は口ほどにものを言う」というのは、自分の気持ちを伝えるには口に出して言うよりも情のある眼差しのほうが、はるかに相手の心に訴えるものがあるという意味で使われます。このことは世界に通じることとされています。 目の表情は気持ちを伝えるには重要なことだとされているものの、目の表情が見えにくいサングラスをかけている人と対峙していても、それほど不安を感じることがないのは目以外に現れる表情を見抜くこと


そこが知りたい30 菓子パンは菓子かパンか

肥満や生活習慣病によって食生活の見直しを指示される人は、お菓子の摂取を制限されることが多くなっています。菓子類の摂取を制限(場合によっては禁止)されるのは太る原因になっているからですが、制限をされても手が伸びてしまうのは甘さのせいです。 甘いものは脳に幸福感を与えるもので、少しの量を食べるだけで満足するはずと考えられる一方で、食べすぎることがあります。さらに甘いものがきっかけとなって、その後


10月30日の記念日

「香りの記念日」石川県七尾市が1992年10月30日に開催された世界の香りフェアIN能登を記念して制定。 「リラクゼーションの日」日本リラクゼーション協会が総務省の日本標準産業分類にリラクゼーション業(手技を用いるもの)が新設された告示日の2013年10月30日にちなんで制定。 「たまごかけごはんの日」日本たまごかけごはんシンポジウム実行委員会が第1回シンポジウムの開催日の2005年1


日々修行61 病院給食のちょっとした工夫

病院給食がおいしくないと言われる要因の一つに塩味の薄さがあります。塩味は、「しおあじ」と読むのは塩でつけた味の意味で、「えんみ」と読むのは料理の塩の味加減を意味します。塩分は、おいしさの左右する重要な要素となっています。 健康の維持増進を目的とした食事では、摂取する塩分を減らすことが求められますが、それは塩分(ナトリウム)の過剰摂取によって血圧が高まるからで、塩分を減らすことで血圧が低下する