最新情報

新常識の非常識5 1日30食品の真実その2

「1日30食品」が新常識のように言われ始めたときに、当時の厚生省の栄養指導官に「1日に30種類の食品を食べるのは簡単」と言って、自分の例をあげて叱られた(というか呆れられた)ことがありました。 そのときにあげたのは、七味唐辛子で7種類、合わせ味噌で2種類、ミックスナッツで5種類、ミックスフルーツで5種類、雑穀で7種類、飲料で4種類(日本茶、コーヒー、紅茶、ココア)でした。もちろん本気で言った


老いの脳力8 物忘れと認知症の違い

認知症は脳の機能低下が原因となって引き起こされて、日常生活に支障をきたす一連の症状を指す言葉で、病名ではありません。 その症状は、主に脳の機能低下によって起こる症状である中核症状と、環境や体験、気質によって現れる症状である周辺症状に分けられます。 中核症状の主な症状は、記憶障害(ひどい物忘れ)です。 前日の食事で何を食べたか思い出せない、会った人の名前が思い出せないといったことは年齢


食事摂取基準12 ライフステージ別の留意点その1

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、ライフステージ別の留意点を示しています。ここでは妊婦・授乳婦の留意点を紹介します。 〔妊婦・授乳婦〕 推定平均必要量と推奨量の設定が可能な栄養素については、非妊娠時・非授乳時に、それぞれの値に付加すべき量として食事摂取基準を設定しています。 目安量の設定に留まる栄養素については、原則として胎児の発育に問題ないと想定される日本人妊婦や授乳婦


1月26日の記念日

「腸内フローラの日」カゴメが年末年始で食生活が乱れやすい1月とフ(2)ロ(6)ーラの語呂合わせで制定。 「コラーゲンの日」ニッピがコラーゲンの特許を出願した1960年1月26日を記念して制定。 毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)


日々修行149 限られた通信環境での活動2

SNSの不具合は前回(日々修行147)のLINEだけでなく、messengerでも起こっています。messengerさえ使えればLINEは必要ないとも思ったものの、messengerも普通に使えないことがあると、やはりLINEの便利さを感じて、普及した意味を噛み締めています。 messengerでつながるためにはfacebook友達になることが必要ですが、私の場合はfacebook友達は10


新常識の非常識4 1日30食品の真実その1

「栄養バランス」は健康を保つための重要なキーワードです。 食品を食べるだけなので、ある意味では簡単なことではある一方で、自分が食べているものがバランスがとれているのかはわかりにくく、どんなものを食べればよいのかも自信をもって言うことができる人も少ないというのが実際のところです。 栄養バランスを示す言葉として「1日30食品」が掲げられていたことがあります。これが明記されたのは1985年(


京都の言い回し8 どこから来たのかを聞かれる理由

「京都に来るのは何回目ですか?」という質問は、挨拶の慣用句の一つかと思われるくらいに何度となく言われています。30代のときでも東京に居を置きながら20回は訪れていました。 居を岡山に移して、もうじき古希という年齢になると合わせて50回は訪れています。 それでも同じように何回目かと聞かれるのは、よほど自分が地方出身者(田舎者?)に見えるのではないかと思い悩んでしまうこともありました。


発達栄養学26 集中力の向上のために摂るべきもの

集中力は発達障害の特性を語る上での重要なキーワードで、中でも学習障害の改善においては避けて通ることができない重要な研究ポイントです。 一般には、自閉症スペクトラム障害は閉じこもりがちで、狭い範囲しか見られなくなる傾向が強いために、集中力が高いというプラス面がクローズアップされることがあります。 それに対して、注意欠陥・多動性障害は集中力が欠けているところがあって、そのために学習に取り組


1月25日の記念日

「ホットケーキの日」森永製菓が1902年1月25日に北海道旭川気象台が史上最低気温マイナス41℃を記録したことから寒い時期にホットケーキを食べてほしいと制定。 「とちぎのいちごの日」栃木いちご消費宣伝事業委員会が、いちごの流通が多い1〜3月と、と(10)ちぎのいちご(15)から合計で25になることから1月25日、2月25日、3月25日を制定。 「中華まんの日」日本加熱食品協会が1902


日々修行148 限られた通信環境での活動1

モバイル通信が始まった頃は、通信機器を持っていないと仕事ができない、通信機器があっても電波が通じないところでは仕事ができないということはあったのですが、そのような昔話(?)をされても理解できないと言われることもあります。 その話をする相手は自分にとっての子ども世代ではなく、孫世代になっていて、もうすぐ曽孫世代を意識しないといけないという年齢になると、いかに現在の通信環境が優れているのかを強く