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Medical Diet147 有酸素運動で便通がよくなる

ダイエットのための運動というと、筋肉トレーニングをするシーンが報道でもコマーシャルでもよく見かけますが、これは筋肉量が少なすぎる人に対しての方法で、スポーツ選手や運動慣れしている人には持久運動を増やすように指導されます。 筋肉に負荷をかけるトレーニングは筋肉量が増えやすく、効果が目に見えるのですが、このときに増えているのは白筋です。白筋は短時間に早く大きな力を出すことができる筋肉で、速筋とも


記念日10月18日〜24日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 10月18日 交通や流通などで活躍するプロドライバーに感謝することを目的として物流産業新聞社がド(10)ライバ(18)ーの語呂合わせで「ドライバーの日」と制定。日本ウェーブストレッチ協会がウェーブストレッチリングが発売された2005年10月18日にちなんで「世界ウェーブストレッチリングの日」と制定。 10月19日 日本コカ・コーラが熟(10月


脂肪代謝促進研究8 L‐カルニチンの評価の変化

L‐カルニチンがサプリメントの素材にも使われるようになり、代謝促進の効果が期待されたときに、効果に疑問が抱かれるような発表がありました。それはL‐カルニチンをサプリメントとして使っても、脂肪のエネルギー代謝が高まらないという海外の研究報告でした。サプリメントや健康食品に否定的な医師などが、これを示して役に立たないというようなことを言われたことがあります。 しかし、海外の実験と日本人を対象にし


脂肪代謝促進研究7 L‐カルニチンの含有量の違い

L‐カルニチン供給の国内のトップメーカーはロンザ株式会社で、国内シェアの8割を占めています。1987年にスイスアルプスに設立された製薬会社ロンザ(Lonza)の日本法人で、世界35か国に拠点を構えるうちの一つです。 L‐カルニチンは肉に多く含まれ、中でも羊肉と牛肉に多く含まれています。羊肉のマトン肉では100gあたり208mg、ラム肉は80mg、牛肉(ヒレ肉)は60mg、豚肉は35mg、鶏肉


講習NAVI18 バウンド運動の裏付け

バランスボールを用いたバウンドボール運動は、筋肉トレーニングによる白筋強化のための運動のあとに実施する有酸素運動としてフィットネスクラブなどで採用されています。白筋は無酸素運動で使われる筋肉で、強く刺激することで筋肉を増強することができる筋肉と認識されています。 一般にバランスホールというと、体幹トレーニング用の運動器具というイメージで、バウンド運動は体幹トレーニング前の準備運動のような位置


整えるダイエット18 太るための脂肪の知識

一般のダイエットのための食事というと、エネルギー量が多い脂肪が多く含まれるものを減らす、血糖値を上昇させて脂肪合成を進めるものを減らすということになります。血糖値を上昇させるのは糖質で、具体的にはブドウ糖が多く含まれるものとなります。というのは、血糖は血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖が多いほど血糖値を上昇させます。 逆に太るためには、脂肪と糖分を増やせばよいことになりますが、それだと体脂肪


脂肪代謝促進研究6 三大代謝促進成分の補給

細胞の中でエネルギー産生を行う小器官のミトコンドリアは筋肉細胞の中には特に多く存在しています。運動をすると、筋肉細胞のミトコンドリアで多くの三大代謝促進成分のL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10が使われます。そのために他の細胞で使われる三大代謝促進成分が減ることになり、その細胞の代謝が低下することになります。 ミトコンドリアの中では代謝の結果としてエネルギー物質のATP(アデノシン


脂肪代謝促進研究5 エネルギー代謝の促進

全身の細胞の中でエネルギー産生を行うミトコンドリアの三大代謝促進成分はL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10です。これらは、すべての細胞の中でエネルギーを発生させると同時に、そのエネルギーが細胞の新陳代謝を高めることから、すべての栄養素、サプリメント、そして医薬品を活かすための基本中の基本となる成分となっています。 年齢を重ねるにつれて細胞の再生が遅くなり、老化が進んでいくのは、三大


健康情報共有15 業務用食器洗浄機のリスク

業務用の食器洗浄機は洗浄法がしっかりと規定されています。洗浄機にはベルトコンベア式と回転式があって、どちらにしても食器に洗浄剤が的確に当たって洗浄ができて、洗浄剤が残らないように洗い流すように定められています。 特に厳しく規定されているのは業務用洗浄剤は強アルカリ性で、これが食器に残ると健康面に影響が出るからです。そのために洗い、すすぎは念入りに行われます。洗いにしても、すすぎにしても食器の


健康あない人20 「障害者VS.障がい者」

発達障害児の支援に関わった活動として、発達栄養学の普及とともに発達障害の理解を進める活動も手がけています。普及のための資料や講習テキストを示すと、必ずと言っていいほど言われることがあります。それは「障害者」という言葉を使ってよいのか、ということです。そう言う人には、ほぼ「障がい者」にすることが求められます。 医療の用語は「発達障害」となっています。法律は「発達障害者支援法」で、ともに“障害”