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サプリ概論174 健康増進法で規制される表示

健康増進法では、健康食品について健康保持増進効果を著しく事実に相違する形などで表示することを禁止しています。健康保持増進効果の表示には、以下のものが該当します。 1)健康の保持増進の効果 (1)疾病の治療または予防を目的とする効果 例:「糖尿病、高血圧、動脈硬化の人に」、「末期ガンが治る」、「虫歯にならない」、「生活習慣病予防」、「骨粗鬆症予防」、「アレルギー症状を緩和する」、「花粉症に効果


Medical Diet95 バランスボールを使った有酸素運動

バランスボールというと姿勢を整え、体幹を鍛えるための運動ツールで、主にはストレッチ用の活用が知られています。しかし、初めて日本で紹介されたときには、エクササイズボール、フィットネスボール、Bボールという名称で有酸素運動のためのツールでした。 これを体幹トレーニングに活用した団体があり、メディアでも盛んに取り上げられたことから、いつの間にかバランスボールという名称が広まり、有酸素運動のほうは忘れ去


あくまでも噂話31「タイアップとしての資格認定講習」

メディカルダイエットの資格認定講習は、口がよくない仲間に言わせると「店案内の花屋と同じ」と思われているようです。道案内の花屋の存在意義については前回書きましたが、行きたい店を教える代わりに少し高めの価格の花を買ってもらうという話でした。資格認定講習と道案内の花屋の、どこが同じなのかというと、花の魅力もメディカルダイエットの魅力も同じようなもので、メディカルダイエットの資格認定講習の魅力で受講してい


教室なび2「小規模な教室の応援」

コロナ禍でよいことは一つもなかったという人が数多くいることは承知していて、あえて書かせてもらいますが、一つだけよかったことがあるとしたら、オンラインの活用が進んだことで、遠く離れていても話ができて、講習も実施できるようになったことです。 自分の趣味や特技を活かそうと頑張っていた女性を応援する事業があります。以前は各地の小規模な教室をネットで紹介して、教室の受講者に合わせたサンプリングをする形で事


発達栄養21 食事から摂らなければならない必須栄養素

“完全栄養”という言葉があります。その食品に含まれている栄養素だけを摂っていれば生きていける食品を指していますが、人間にとって、そんな便利な食品は存在していません。猿から進化してピテカントロプス(ジャワ原人または直立原人)になったときに、一番大きく違ったのは食べ物の種類です。 動物は一定の食品を食べるだけでも生命維持をすることができますが、人間は何でも食べなければ生きていけない“雑食”になりまし


教室なび1「女性が活躍する教室を応援したい」

コロナ禍の影響から完全失業者は180万人に達し、1年以上の長期失業者も66万人を超えているという厳しい状況となっています。コロナ以前の失業者は男性が女性の1.5倍ほどでしたが、現状では男女差はほとんどなくなり、女性が仕事を続けにくくなっている状況にあります。 これまでの仕事で身につけた経験、知識、技術、交流が活かされないまま埋もれてしまうのは非常に勿体無いことです。職場から離れても、ネット社会の


あくまでも噂話30「道案内には花を買え」

タイアップと言うべきかバーターと言うべきか、料金までの価値がないものでも、情報が加わると、いきなり料金と同等の価値、場合によっては料金以上の価値がつくことがあります。それこそ“付加価値”ということになるのでしょうが、東京・銀座では飲屋街の角ごとに花売りの女性(おばさん?)が立っています。 ほんの2〜3本の花束なのに、2000円、3000円は当たり前で、中には5000円というものもあります。その違


発達障害サポーター53 生活トレーニングとしての栄養指導

発達障害を支援する通所施設では、栄養指導を計画・実施しても、なかなか評価されることがないということがあります。栄養指導は発達障害支援の項目ではなくて、栄養指導は重要とは言いながらも後回しになりがちということもあります。 これは施設側の問題というよりも、保護者の事情が大きくて、発達障害の改善には栄養は大切だとは思っていても、子どもの世話が大変で、施設側が栄養指導の時間を作っても、その時間に来てもら


サプリ概論173 健康増進法による誇大表示の対象

「食品として販売に供する物に関して行う健康保持増進効果等に関する虚偽誇大広告等の禁止及び広告等適正化のための監視指導等に関する指針(ガイドライン)」では、実質的に広告として判断されるものが記載されています。この内容についても、新ガイドラインが採用された後も継続されています。 1 顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確にあること。 2 特定商品の商品名等が明らかにされていること。


Medical Diet94 コルチゾールのプラス作用

血液中のコルチゾールの量は、朝に目覚めたときに多く、日中、夕方と減り続け、就寝前に最低値を示すのが一般的な推移となっています。これは就寝中にコルチゾールの分泌が増えていることを示しています。 コルチゾールには、睡眠中に脂肪酸を代謝させてエネルギーを産生する働きがあります。睡眠中には活動中に比べて多くのエネルギーは必要がないように思われがちですが、寝ている間にも基礎代謝によるエネルギーは使い続けら