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糖質だけの朝食だと昼食を勢いで食べてしまう

朝食を食べているという人に何を食べているのかを聞いてみると、パンにジャムを塗って、あとはコーヒーか紅茶だけという人がいます。これは国民健康・栄養調査の内容からすると欠食ではなく食事をしていることになります。欠食と見なされるのは、飲み物だけ、サプリメントだけという人なので、一応は食事をしていることになります。 パン食だから、こんな内容になるので、ご飯をすすめる専門家もいます。専門家というのは医師、


ダイエットのための行動療法

行動療法は、さまざまな場面で現状の克服のために使われています。メタボリックシンドロームの指導でも有効に使われている例が報告されています。食べすぎでメタボになっている人に、「決められた量よりも絶対に食べてはいけない」と指導しても、「それが守れるくらいなら、こんなに太っていない」という反論が返ってくるだけで、なかなか守ろうとはしてくれないものです。 それでもガンガン指導する人もいて、仕方がなくやって


α‐リポ酸とコエンザイムQ10は同時に摂れるのか

代謝サプリメントに使われているα‐リポ酸は、天然型のR体と非天然型のS体を合わせています。非天然型というのは人工合成したものですが、S体は体内では使われないので、「半分は無駄になる」という認識が一般的です。その情報は日本メディカルダイエット支援機構でも発信してきましたが、そのことを覚えていても、その次の情報を忘れてしまった雑誌記者から「だったら2倍飲めばいいのか」という質問がありました。2倍を摂っ


20歳代は三大ヒトケミカルが必要ないのか

三大ヒトケミカルは、20歳代は体内で合成されるので“20歳代の方はサプリメントとして摂る必要はない”ということは繰り返して紹介してきましたが、「それを変えるべきでは」ということに遭遇しました。若い方のダイエット調査をしているときのこと、朝食を食べていない人、栄養補助食品や飲み物だけの人があまりに多くて、糖質と脂質は、それなりに摂れていても、たんぱく質が足りず、体内で補われるアミノ酸が不足している人


インターバルウォーキングの1分間の超速歩き

インターバルウォーキングは普通の速度のウォーキングと速歩を繰り返すことによって、筋力をつけると同時に筋代謝力をつけることを目的として実施しています。速歩といってもイメージする速度はバラバラで、腕を振って少し早く歩く速度から走る寸前の速度まで、かなりの開きがあります。 歩くよりも走るほうがきついので、走る寸前といっても、それほど苦しいものではないと感じるかもしれません。呼吸でみると走ることに比べれ


半身浴のエネルギー消費は本当に多いのか

半身浴で消費されるエネルギー量について紹介したところ、テレビのディレクターから連絡がありました。担当する番組では“半身浴は長く続けても効果がない”という主旨で放送したのけれど本当なのかと今さら不安を感じて、再確認のように連絡をしてきました。 入浴の消費エネルギー量については計算の基本が公表されていて、全身浴は体重1kg当たり1分間では0.0606kcal、半身浴は0.0534kcalとなっていま


ラーメンの罪悪感はチャーシューで消えるのか

「ラーメンを食べるならチャーシュー麺にしよう」というダイエット情報を流し、ダイエット希望者に、そう指導している会社があります。このことを初めて聞いたとき、“ダイエットを本気で考えるならラーメンをやめるように言うべきでは”と思ったものですが、今では“これは正解かもしれない”と思うようにもなっています。 まずは、ラーメンはダイエット向きではないのかという話です。「チャーシューとスープの油が高エネルギ


健康食品の意義を今、考え直す

健康食品は、あくまで食品です。健康食品は利用者が医薬品と勘違いして薬をやめたり、医療機関に行かなくなるようなことがあると健康被害につながることから、医薬品を思わせるような広告表現は規制をされています。 日本メディカルダイエット支援機構の理事長は食品表示の専門講師で、健康食品の機能性と法律の講習を実施している関係から、何を摂ればよいのか、どう摂ればよいのかの質問とともに、違法となる表現の見抜き方を


大根足の意味が違っていた

同じ言葉を使っているのに、お互いにイメージしていることが違っているので、行き違いがあったり、会話が成立しないことがあります。以前から気になっていたのは「やぶさかではない」という言葉で、「喜んでやる」という意味だと思っていたら、「仕方なくやる」という意味で使っている人がいました。仕方なくやるという意味なら、まだ前進はしているものの、「やる気はあるが今は決定できない」「ズバリやらないというのではなく、


「飲酒をすれば太ることができる」という話

お酒を飲んでいる人は太っている印象があります。中には、お酒を飲むときには純粋にお酒の味だけを楽しみたいからと、あまりというか、ほとんど食べなくなる人もいます。飲むほどにやせるという人もいるにはいるのですが、多くの人は太ります。その理由としてあげられることにアルコールの摂取エネルギー量の高さがあります。1g当たり約7kcalと、約9kcalの脂質よりも少ないものの、糖質とたんぱく質の約4kcalより