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ファスティング28 16時間ファスティングのポイント
◎16時間ファスティングの2つの方法 1)昼夜に食べる方法 7時に起床して、12時に昼食、20時に夕食。23時に就寝。 2)朝昼に食べる方法 6時に起床して、7時に昼食、13時に昼食。22時に就寝。 ◎成功するための注意点 1)ドカ食いに注意 8時間は食事制限がないからといって食べすぎない。 腹持ちのよい脂肪が多く含まれたものはエネルギー量が高い。 〔消化時間〕糖質2
ファスティング27 ファスティングの有効性
1)脂肪代謝の促進 10時間以上、食事を抜くことによってエネルギー源(糖質、脂質)の摂取量が低下する。不足分は、脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪が分解されてエネルギー化される。結果として、脂肪細胞の中性脂肪が減る。 2)臓器の疲れをリセット 食事を摂らないことによって胃、腸、肝臓、腎臓などの臓器にかかる負担を減らす。臓器を休ませることで、疲労を回復させて細胞を活性化させる。 3)デ
ファスティング26 16時間ファスティング
16時間ファスティングは、1日のうち8時間は食事制限がなく、あとの16時間は断食をする方法で、ファスティングの中では最も有名なものです。 以下のような特徴があげられています。 1)16時間の中には睡眠時間も含まれるので、食事制限がある時間は短い。 2)ファスティングは元々は断食の意味だが、プチ断食でも効果が得られる。 3)16時間の断食時間でも食べてよいものがある。
ファスティング25 腸内よりよい環境で作られる酵素
ファスティングに活用される酵素は、有益菌を用いて、原材料を発酵させることによって得られるものです。原材料となる植物(野菜、果物、薬草など)の細胞の中に含まれている酵素は通常は硬い細胞膜(殻)の中にあって、これを取り出すためには細胞膜を破壊する必要があります。 細胞膜は糖が鎖状につながり、それが結びついた構造をしていることから硬くなっていますが、破壊する方法としては、圧力をかける、薬剤で溶かす
ファスティング24 糖質は摂らなくてもよいのかの用語説明
糖質は摂らなくてもよいのか(ファスティング23)に関連する用語を説明します。 〔糖質〕 三大エネルギー源の一つ。糖質と食物繊維が合わさったものが炭水化物で、糖質は炭水化物から食物繊維を取り除いたもの。 〔インスリン〕 血糖値が上昇するとインスリンが多く分泌され、血糖値を安定させるように作用します。常に血糖値が高い状態が続くと、インスリンを分泌し続けた膵臓は疲弊して、インスリンの分泌
ファスティング23 糖質は摂らなくてもよいのか
糖質制限をすると体内に蓄積された体脂肪は減っていきます。体脂肪となる脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪は脂肪酸3個とクリセロール1個が結びついたもので、血液中の脂肪酸が減少すると、中性脂肪が分解されて脂肪酸が血液中に放出されます。 この脂肪酸は筋肉細胞まで運ばれて、これをエネルギー源として細胞内のミトコンドリアでエネルギー化されます。ただ、脂肪酸が減少しているわけではなく、脂肪酸からエネルギー
ファスティング22 ファスティングの前後で摂るべき栄養成分の用語説明
ファスティングの前後で摂るべき栄養成分(ファスティング21)に関連する用語を説明します。 〔水溶性ビタミン〕 デトックスによる臓器の機能回復には代謝によるエネルギーが必要。エネルギー代謝(TCA回路)には4種類のビタミンBが必要になる。 ビタミンB₁とビタミンB₂は体内には24時間保持される。 ビタミンB₆とビタミンB₁₂は体内には12時間保持される。 ビタミンB₆とビタミンB₁₂が
ファスティング21 ファスティングの前後で摂るべき栄養成分
ファスティングの期間には、健康を維持するために摂取を心がけても不足しがちな栄養成分があります。体内で長く保持される成分は、ファスティングの前に摂取して蓄積させておくようにします。 その摂るべき成分としては、ビタミンB群のビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂と、脂溶性ビタミン、代謝促進に必要なミネラルがあげられます。 ビタミンB群はミトコンドリアのTCA回路でエネルギ
ファスティング20 ファスティングのときに摂るべき栄養成分の用語説明
ファスティングのときに摂るべき栄養成分(ファスティング19)に関連する用語を説明します。 〔基礎代謝〕 生命を維持するために必要なエネルギーのことで、1日の消費エネルギー量のうち約70%を占めている。約20%は身体を動かすための活動代謝、約10%は食後に身体を休めていても消費される食事誘発性熱産生となっている。 〔ビタミンB群〕 ビタミンのうちエネルギー代謝の補酵素となっている水溶
ファスティング19 ファスティングのときに摂るべき栄養成分
ファスティングを実施しているときに生命維持と活動のためのエネルギーが不足しないのは身体に蓄積されたエネルギー源が充分にあるからです。健康体であれば体内に蓄積されたグリコーゲンからブドウ糖を作り、体脂肪から脂肪酸を作ってエネルギー源は確保することができます。 グリコーゲンの貯蔵量は肝臓で100gほど、筋肉(骨格筋)には平均して300gほどとなっているので、3日ほど食べなくても健康面で影響を受け