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ビタミンもミネラルも医薬品だった

ビタミンやミネラルなどのプリメントは食品であって、医薬品ではありません。今でこそ、それは常識となっていますが、以前はビタミンもミネラルも医薬品でした。医薬品ということは、薬局以外で販売することはできませんでした。こんな話を若いメディア関係者にすると驚きの表情で耳を傾けられますが、そんなに昔の話ではありません。ビタミンが当時の厚生省(現在は厚生労働省)から食品に分類されて、販売が許可されたのは199


肘を曲げたら長く歩けない

新聞社からウォーキングのイラストを確認してもらえないかという話がありました。興味があることなので引き受けましたが、案の定の中身でした。案の定というのは、歩いている人が前側の腕の肘を曲げていて、反対側の腕は下方向に伸ばしていました。両方の腕を曲げているのに比べたら、まだよいものの、肘を曲げたら歩幅が狭くなり、長くは歩けなくなります。 腕の振りは振り子と同じで、支点からの長さがあるほど振りは大きくな


硬いパンは太りにくいのか

ダイエット番組で聞き逃せない話を医師がコメントしていました。「パンは小麦粉で作られているが、硬いパンなら血糖値が上昇しにくく、太りにくい」という内容ですが、硬い、軟らかいということよりも、エネルギー量に注目してほしい、ということを週刊誌の記者に話をしました。 粉と粒を比べると、粉になったものは消化されやすい形になっているので、そもそも分解・吸収されやすくなっています。硬く焼いたから分解されにくい


十割そばは太りにくいのか

年末年始は食べすぎ、飲みすぎ、そして運動不足のシーズンということで、年明けからメディアのダイエット企画が多くなります。週刊誌の記者から「十割そばは太りにくい、とろろをかけると、もっと太りにくくなるというのは本当ですか」との質問がありました。年末のテレビ情報番組の中で血糖値を上昇させなければ太らないという主旨で紹介されていたことについての質問でした。 そばの他の麺類、ご飯、パンなどの主食には糖質(


ノルディックウォーキングの他の呼び方

以前に、ノルディックウォーキング、ポールウォーキングという分け方ではなく、どれも北欧のポールを用いた歩き方から来ていて、「自然と親しみながら健康になるのだから、すべてがノルディックウォーキングでよいのではないか」と書きました。これを見た他のメディアの方から、「それならポールを用いているのだから、すべてポールウォーキングでもよいのでは」と言われました。 その話を聞いていた別のメディアの方から、それ


1日に8000歩、そのうち20分は速歩き

健康の維持・増進と歩行数について、さまざまな研究が行われています。日本心臓リハビリテーション学会の役員に取材したときには8500歩の効果があげられました。1日に8500歩を歩くと、血管が肥厚した人が徐々に厚みが減って、動脈硬化のリスクが低下するということを教えてもらいました。これは医学的なデータを基にしたものであっても、大規模な調査データではなかったのですが、多くの方々を対象としたデータでも、これ


目標は1日に8000歩以上

「1日に1万歩を歩くのが良い」と少し前までメディアでも取り上げられていましたが、今では「1日に8000歩」が知られてきました。1日1万歩というのは昭和40年から言われ始めたことで、1万歩の歩行を普及する団体も設立され、「1日1万歩運動」が広まりました。 1万歩の根拠ですが、日本人が平均して1日に7000歩を歩いていた当時は経済成長から運動量に比べて食事の量が多くなり、エネルギー量にして1日に30


認知機能を知るためのチェック表2

認知症や軽度認知障害のリスクを知る方法の一つとして、自覚体験(症状)と危険因子のチェック表が使われています。今回は危険因子の質問項目を紹介します。 「危険因子」 1 年齢が65歳以上 2 太っている 3 運動不足 4 15分以上、歩くことがない 5 食事を抜くことがある 6 好き嫌いがある 7 早食い 8 脂っこい食事が好き 9 満腹するまで食べることが多い 10 タバコを吸


認知機能を知るためのチェック表

認知症や軽度認知障害のリスクを知る方法の一つとして、自覚体験(症状)と危険因子のチェック表が使われています。まず、自覚体験の質問項目を紹介します。 「自覚体験」 1 物忘れがある 2 記憶力が2〜3年前よりも悪くなっている 3 約束を忘れることがある 4 置き場所を間違えて見つけられなくなることがある 5 物が見つからないと誰かが隠したと思うことがある 6 慣れない場所だと、どこにい


認知機能は試験だけではわかるのか

「100から7を順番に引いてください」というのは、認知症かどうかを評価するために医療機関で行われている質問の一つです。即座に答えられないと認知症と疑われかねないからと「93」、「86」、「79」、「72」、「65」という数字を覚えてから病院に行こうか、と出版社の編集部長が話していました。そんなにも記憶することはなくて、病院で使われている長谷川式認知症簡易評価スケールでは100から7を2回引くだけで