Medical Diet124 精神的な元気と肉体的な元気のエネルギー

筋肉は白筋と赤筋に大きく分類されます。白筋は白い色をしていて、瞬発力を生み出す筋肉です。赤筋は赤い色をしていて、持久力の筋肉となっています。瞬発力を発揮するためには、すぐにエネルギー化するエネルギー源が必要で、それに相当するのはブドウ糖です。それに対して、持久力のためには長くエネルギー化されるエネルギー源が必要で、それは脂肪酸です。
筋肉はエネルギー代謝が高くて、1日に使われるエネルギー量の70%ほどを占める基礎代謝のうち、30〜35%は筋肉が消費しています。そのため、筋肉トレーニングをして筋肉量を増やすと脂肪(脂肪細胞の中に蓄積されている中性脂肪)が減るように言われることが多く、そのように書いている書籍もあります。
しかし、筋肉トレーニングで鍛えられるのは白筋で、白筋はブドウ糖がエネルギー源なので、体脂肪が減るわけではありません。脂肪細胞の中に蓄積されている中性脂肪を減らすには、赤筋を増やすように継続的に有酸素運動をすることです。歩くだけで脂肪代謝を進めるためには、歩いて筋肉を増やすことが一番の方法となります。
肉体的な元気の源となるのは脂肪酸で、その代謝を高めるために代謝促進成分のL‐カルニチンを摂ることを日本メディカルダイエット支援機構では研究していて、実際の効果的な方法も紹介しています。
「肉体的な」と書いたのは、精神的な元気のエネルギー源となるのは脂肪酸ではないからで、それはブドウ糖です。脳細胞に栄養成分を届けるときのゲートとなっている血液脳関門を通過できるエネルギー源はブドウ糖だけです。気力的には元気でも肉体的にはきついということがあるのは、ブドウ糖は吸収されても脂肪酸が充分に吸収されていないからで、その脂肪酸を細胞でエネルギーを作り出すミトコンドリアに通過させるためにはL‐カルニチンが欠かせないからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)