頑張りすぎは“身から出たサービス”

メディカルダイエットの資格認定でもサプリメントの検定でも、テキストの内容はサラッとしたものであっても、これを座学で講習するときにはテキストをはみ出した、場合によっては大幅にはみ出した話をさせてもらっています。そのようなことをするから、受講者が講師となって教える側に回る段階になると、そこまでの話ができないからと尻込みされる要因ともなっています。
そこで講師候補の方々には、テキストに沿った内容で、そこに自分の体験や考え、はみ出し話の一部でも加えればよいのでは、ということを話しています。それでは自分が学んだことを伝えきれないではないか、ということを言われることもあります。それで考え出したのが、定期的に発信している情報メールです。ダイエットやサプリメントだけでなく、広く健康に関わる情報は移り変わりが早く、古い情報は間違いにもなりかねないだけに、そのときどきの最新情報を提供しています。最新情報だけを伝えられたのでは何を言いたいのかわからなくなることもあるだけに、その解説のための情報も提供しています。
すると、この情報への質問も相次ぎます。同じような質問が寄せられることも多く、それに対応するために、よくある質問も別に情報として提供しています。こうなると、もう情報を発信するたびに、次の情報が必要になってくるという状態で、この身から出たサービスは、“身から出た錆”になってしまいかねません。しかし、これが当法人の教育の特徴であるので、錆だらけを覚悟しています。