最新情報

Diet Cure7 健康食品を敵視する気持ち

生活習慣病の改善には、食生活の改善のための行動変容が大切になります。中でも食事の見直しが重要となる糖尿病と脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)では、全体の摂取エネルギー量が関係することから、糖質や脂質の摂取制限が指導されます。 食の行動変容は難しく、医療機関の管理栄養士が一生懸命に実践できるように、継続できるように指導をしても、言うことを聞いてくれない患者も少なくありませ


健康情報32 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」その7

厚生労働省は、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表しました。前回を受けて、疾病毎の発症リスクが上がる飲酒量(純アルコール量)について説明します。 1 脳卒中(出血性)   男性 150g/週(20g/日)              女性   0g< 2 脳卒中(脳梗塞)   男性 300g/週(40g/日)              女性  75g/週(11g/日)


健康情報31 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」その6

厚生労働省は、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表しました。飲酒量と健康に配慮した飲酒の仕方等についての続きを紹介します。 (2)飲酒量と健康リスク 世界保健機関(WHO)では、アルコールの有害な使用と低減するための世界戦略を示しており、また循環器疾患やがん等の疾患の予防コントロールのため、アルコール有害使用の低減に関する目標なども含めた行動計画を発表しています。 さらに


2月27日の記念日

「冬の恋人の日」2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に恋人同士が絆を深める日として絆(きずな)のずなを27に見立てて結婚カウンセラーなどが制定。 毎月27日:「ツナの日」


健康流通:概論6 商品と情報の合致

健康に役立つ商品を流通させれば、それで健康になることができるのかというと、そんなことはありません。絶対にないとは言えないとしても、ほとんどない、充分な結果が得られることはないというのは多くの人に共通している感覚です。 商品があっても、使い方がわからなければ健康という結果は得られません。その商品が、例えば紫外線を防止する作用があって、普通に傘をさすだけでよいというなら使い方の情報は必要ないかも


健康情報30 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」その5

厚生労働省は、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表しました。飲酒量と健康に配慮した飲酒の仕方等についての前半を紹介します。 ◎飲酒量(純アルコール量)と健康に配慮した飲酒の仕方等について アルコールのリスクを理解した上で、次に示す純アルコール量に着目しながら、自分に合った飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけることが大切です。 (1)飲酒量の把握の仕方 お酒に含まれ


健康情報29 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」その4

厚生労働省は、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表しました。アルコールの代謝と飲酒による身体等への影響についての後半を紹介します。 (3)過度な飲酒による影響 過度な飲酒や、飲酒後の行動によって、以下のようなリスクが高まる可能性があります。 ①疾病発症等のリスク 急激に多量のアルコールを摂取すると急性アルコール中毒(意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸状態が悪化するなど、危険


「ONとOFF」1 ONをOFFで返す

スイッチはONをしたら、次の行為・行動はOFFしかありません。ONに対してONをしようとしても何も起こりません。また、OFFになっているものを再びOFFにしても何も起こりません。 このことから言うと「ONをOFFで返す」というのは当たり前のことになるわけですが、このONを「恩」と言い換える(書き換える)と、「ONをOFFで返す」というのは、なかなか含蓄がある文と言えます。 世の習いとし


2月26日の記念日

「ご飯がススムキムチの日」ピックルスコーポレーション(埼玉県所沢市)が、ご飯がススムキムチの需要が高まる時期の普及を目的にススムのスを2に見立ててス(2)ス(2)ム(6)から制定。 「フロリダグレープフルーツの日」アメリカ・フロリダ州政府柑橘局が2月からフロリダ産グレープフルーツが旬になり、フロ(26)リダの語呂合わせで制定。 毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サ


サプリメント相互作用8 血圧編:高血圧の診断基準

血圧は心臓から送り出された血液によって動脈にかかる圧力のことで、心臓が収縮して血液を送り出して動脈に一番強く圧力がかかった状態が収縮期血圧(最高血圧)です。そして、収縮したあとに心臓が拡がるときに圧力が一番低くなった状態が拡張期血圧(最低血圧)です。 正常血圧の範囲は、収縮期が130mmHg未満、かつ拡張期が85mmHg未満となっています。高血圧は、収縮期が140mmHg以上、または拡張期が