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理想実現のための代謝促進7 体脂肪を増やすダイエット

体脂肪は脂肪細胞の中に蓄積されている中性脂肪のことで、これを単純に増やすだけなら、太りやすい生活をしていればよいことになります。しかし、それでは不健康な太り方になってしまいます。 中性脂肪は脂肪酸3個が結びついた貯蔵型の脂肪で、食品に含まれている脂肪も、私たちの体内の脂肪細胞の中の脂肪も中性脂肪の形となっています。中性脂肪は胃で消化されて脂肪酸になり、小腸から吸収されたあとは肝臓に運ばれて中


ツイン・ウォーク50 夜道でも凸凹道でも安心

夜道は路面が見づらいので、足元に気を配って、明るいときと同じように勢いよく歩くというわけにはいかないのが普通のウォーキングです。明るいときであっても、凸凹した道も、雨上がりのぬかるんだ道も普通の勢いでは歩きにくいものです。 その点、ポールを使ってのウォーキングは、4点歩行になるので、安定性があります。後方にポールのゴムパッドをついて勢いよく前進するノルディックウォーキングでも4点歩行となりま


発達支援推進47 入浴嫌いの理解

発達障害がある人は、子どもに限らず、入浴嫌いが多いことが指摘されています。その一つは感覚過敏の触覚過敏があって、お湯を実際の温度以上に熱く感じることがあります。感覚過敏による熱さの過敏反応は、飲料にも起こりやすく、お茶も熱くて飲めないという反応があります。 実際の温度ではなく、家庭以外で入浴したときに非常に熱く感じたことが原因になっていることもあります。 また、温度だけでなく、シャワー


健康あない人45 販売後の医薬品の安全性確認

安全性に関する医薬品の試験は、製造販売することが許可されただけで終わるわけではありません。最終的な安全確認は市販後調査によって、副作用データが蓄積された結果で実施されます。市販後調査の結果が出るまでは、“仮免許”の状態で使われ続けていることになります。 それだけに、安全性が明らかになった“本免許” までは慎重に使うようにしてほしいところですが、新薬は有効性が高い(高いことが期待される)ため、


DNA Answer46 資格認定は入学試験の位置づけ

DNA講習は資格認定方式によって実施されています。 資格認定講習にもさまざまな形があって、わずか1時間の講習時間、それも講習テキストなしの画像(パワーポイント)を見るだけ、認定試験も10分ほどで済むという、これを資格認定として採用してよいのかと思うようなものも実際には行われています。 なぜ知っているのかというと、私の知人が商品の販売のサポートとして、商品知識を与えることを目的として実施


代謝と高LDLコレステロール血症1 LDLコレステロール値が上昇する原因

健康診断で血液中のLDLコレステロール値が高いことが指摘されても、自覚症状が現れにくく、生活習慣を改めることなく過ごしてしまう人も少なくありません。自覚症状は出ていなくても、LDLコレステロール値が高いまま長期間放置しておくと血管が硬くなり、もろくなっていく動脈硬化になりやすく、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞など)にもなりかねません。 LDL(低比重リポ蛋白)は、肝臓で合


あくまでも噂話108「エスカレータの立ち位置の東西の違い」

東京に住んでいたときに大阪への出張を前に、大阪出身の研究仲間からエスカレータの立ち位置の注意をされました。「東京と同じように左側に立っていると後ろから上がってきた人に突き飛ばされる」と。突き飛ばされるようなことはないとしても、今では、あまりに知られている東京は左側に立ち止まって歩く人は右側を使う“左立ち”、大阪は右側に立ち止まって歩く人は左側を使う“右立ち”というのを初めて聞きました。 東京


健康食品 敵か味方か26 水で飲まないといけないのか

健康食品でも医薬品でも、それを飲むために使うのは水か白湯(さゆ)というのが常識です。食事のあとに飲むのだから、食卓にあるコーヒーでも、お茶でも、牛乳でも、ジュースでもよいだろうという感覚の人が多いかと思いますが、中には相性がよくないものがあります。 医薬品との飲み合わせから先に説明すると、カルシウムやマグネシウムは医薬品成分と結合して吸収されにくくなるので、牛乳で飲むのは禁止されています。フ


理想実現のための代謝促進6 筋肉を増やすメディカルダイエット

運動をすると、その分だけ筋肉がつくというのは若いときの話で、年齢を重ねていくと運動をしても筋肉がつきにくくなり、減ってほしい脂肪が蓄積されているというのは、多くの人が感じていることです。 筋肉が最も増えるのは成長期ですが、成長期といっても時期によって筋肉の増え方が違っています。筋肉量を増やすことに大きな影響を与えているのは成長ホルモンです。身長が伸びて、徐々に身体が大きくなっていく成長期前期


母子の栄養16 全身の酵素を働かせるためのミネラル

人体の約95%は炭素、水素、酸素、窒素などの元素が結合した有機物で、残りの約5%の元素の無機質がミネラルとなっています。体内に必要な16種類のミネラルは必須ミネラルと呼ばれます。 ミネラルのうち体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)は多量(主要)ミネラル、少量しか含まれない9種類(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム