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理想実現のための代謝促進8 脂肪のエネルギー代謝

代謝を高めるというと、余分に蓄積された体脂肪を減らすような印象が抱かれがちです。代謝が低下すると、脂肪がエネルギー化されにくくなることから、余分なエネルギー源として脂肪細胞に蓄積されていきます。この脂肪細胞に蓄積された脂肪を減らすためには、エネルギー代謝を高めて、多くの脂肪を使うことが必要になります。 脂肪のエネルギー代謝は、細胞のエネルギー産生器官のミトコンドリアに脂肪酸を取り込み、ミトコ


DNA Answer47 飲み物も間食も自由な講習

資格認定の講習というと緊張の連続で、休みもなければ、もちろん居眠りもできないという雰囲気があるものですが、DNA講習は自由な雰囲気の中で実施することを心がけています。というのは、学ぶ内容が発達障害児にも対応できる子どもの発達に関わることで、それを食事面、栄養面からアプローチすることなので、心理的な負担をできるだけ減らすことを考えているからです。 子どもたちへの栄養面での支援は、保護者を通じて


サプリ概論251 機能性表示食品の事後チェックの透明性3

機能性表示食品の広告などの表示内容が、「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」、「機能性表示食品に対する食品表示等関連法令に基づく事後的規制(事後チェック)の透明性の確保等に関する指針」に沿って、客観的に実証された根拠を裏付けとして届け出された機能性に範囲内である限り、広告などの表示を規制する各法令上問題となるおそれはありませ


記念日4月21日〜30日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 4月21日 川根お茶街道推進協議会が立春から数えて七十七夜になることが多いことから「川根茶の日」と制定。毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)。 4月22日 ピップが夏目漱石の朝日新聞連載の『門』の1910年4月22日に肩コリに関する記述があり、しんどい(4)コリつらい(2)つらい(2)の語呂合わせで「肩コリを労わる日」と制定。毎月22


2023/4/19 発達障害サポーターの意味と意義

発達障害児の支援活動を岡山で3年前から取り組み、今は3法人の役員を務めています。 1つは児童発達支援施設で、医療スタッフの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と保育士、児童指導員などが感覚統合療法を主とした支援をしています。岡山市内の瀬戸町、東古松、牟佐と毎年1施設ずつ増やしてきて、今秋には備前市で4施設目が開設できるところまで進みました。 あと2つはともに瀬戸町にある一般社団法人とNP


2023/4/19 親元を離れたきっかけは松之山事件

3歳のときから小学校に入る前の期間、親元を離れて母の実家の寺で暮らしていたことは前に書きました。その寺があったのは新潟県出雲崎町で、良寛和尚の生まれ在所ということで、移住先の岡山との結びつきを感じているところです。 そのことを前に書いたときに、倫理のメンバーから、なぜ親元を離れることになったのか聞かれて、父が山奥の駐在所勤務で、母も仕事があったときに、弟が生まれて子ども2人を育てるのが大変だ


健康食品 敵か味方か27 食事内容で変わる吸収率

健康食品の成分の吸収率は成分によって大きく異なります。最も吸収しやすい条件が整っていたとしても半分も吸収されないというのは普通のことです。 最も吸収率に影響するのは成分の脂溶性の性質に関わるもので、脂溶性の成分は油の成分に溶けてから吸収されるので、胃の中に脂肪がある食後に摂ることで吸収されます。その脂溶性の性質がある成分を空腹時に摂ったとすると、胃の中で分解されないので、小腸で吸収されること


代謝と高LDLコレステロール血症2 動脈硬化の判定基準

脂質異常症のうち、LDLコレステロール値が高くなった場合が高LDLコレステロール血症です。 血液検査では、LDLとHDLの値が調べられます。 コレステロールや中性脂肪は、脂肪であることから、そのままでは水に溶けにくい分子構造のため、親水性のタンパク質と結合してリポ蛋白として血液の中を流れています。コレステロールはLDL(低比重リポ蛋白)やHDL(高比重リポ蛋白)などによって血液中を輸送


Medical Diet172 脂質過剰で血糖値が上がる

糖質過剰で中性脂肪値が上がる仕組みについて前回、紹介しました。それに続いて今回は表題にあるように「脂質過剰で血糖値が上がる」ことについて書いていきます。仕組みについては同じなのですが、見た目で起こることが違っているので、あえて書き残すことにしました。これは生活習慣病の合併症にも関わることです。 脂質過剰というのは、中性脂肪が多く含まれる食品を食べすぎることを指しています。中性脂肪は脂肪酸が3


健康食品の法規制27 使用前・使用後の比較の是非

使用前・使用後の状態を伝えることは法規制の対象とされると言われていますが、それは比較することと、比較する内容(検査結果など)によって対応が異なります。例えば、よくあげられるのがダイエットに関する健康食品やサービス(運動や美容系の手技など)で、体脂肪が多かったときの数値(体脂肪率や体重)や画像を示して、健康食品やサービスを利用した後の結果と比べて、有効性・優良性を主張するものです。 太っている