最新情報

健康情報23 日本人の栄養と食事の情報源

栄養や食事に関する情報は、インターネットを含めて、さまざまなメディアを通じて容易に入手できます。しかし、一般の方々が、どのような情報源から栄養や食事に関する情報を入手しているかについては、ほとんど検討されてきませんでした。 東京大学大学院医学系研究科の研究グループは、20〜79歳の日本人5998人を対象としたオンライン質問票調査を行い、日本人は幅広いメディアから栄養や食事についての情報を得て


2月23日の記念日

「夫婦で妊活の日」NPO法人男性不妊ドクターズが妊娠は夫婦で取り組むことであるとして二(2)人(2)三(3)脚の語呂合わせで制定。 「チーズ鱈の日」なとりがチーズ鱈の生産が開始された1982年2月23日にちなんで制定。 毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)


Supplement Design5 なぜ健康食品は効かないのか?

健康食品の研究は、今や日本は世界のトップを走っているとされる中で、健康食品の効能効果に疑問を抱いている人は少なくありません。その疑問を感じさせる中には、健康食品の使用をすすめた人が言っているほどの効果がなかったというオーバートークの存在もあります。 健康食品を使う人の状態や体質などによって効き方が違っているのは普通にあることですが、その範囲を超えて効き目が感じられないということも起こっていま


健康情報22 日本人の飲酒行動を決定づける遺伝的構造と食道がんリスク

どれだけお酒を飲むか(飲酒習慣や飲酒量)は遺伝によっても影響を受けることがわかっています。お酒を飲んだとき、アルコールは主にアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドに分解され、アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素、特にALDH2によって無害な酢酸に分解されます。 ALDH2の遺伝子にはアセトアルデヒドの分解能力に差をもたらす遺伝的な違いがあり、この違いによって日本人は3つのグループに分


2月22日の記念日

「猫の日」猫の日制定委員会が猫の鳴き声のニャンニャンニャンから制定。 「ふふふの日」ロート製薬がセルフメディケーションを伝えるフリーマガジン「太陽笑顔fufufu」の普及のため、ふ(2)ふふ(22)の語呂合わせで制定。 「猫背改善の日」猫背改善専門スタジオきゃっとばっく(東京都新宿区)が2が猫背の人を横から見た形に似ていて最も2が並ぶことから制定。 「ひざイキイキの日」生化学工業


メディカル×ダイエット12 日本では古い方法が続いている

同じ健康法であれば、同じ結果が得られるというわけではありません。アメリカで開発された健康法が、日本人には通じなかったというのは過去にもあったことで、日米の体質の違い、欧米人とアジア人の違いが理由ということもありました。 アメリカでは理論どおりの成果が得られなかったということで、すでに新たな方法が取り入れられているのに、いまだに古いままの方法が日本では続けられているという例があります。アメリカ


健康情報21 出生期体重と成人期後期の生活習慣病

低出生体重は、生活習慣病のリスク因子であり、特に心血管疾患、高血圧、糖尿病のリスク因子になることがヨーロッパを中心とした疫学調査で報告されていますが、日本人の大規模集団では調査されずにいました。 日本では1980年から2000年にかけて低出生体重児の割合が約2倍に増加したため、1980年以降に出生した世代が成人期後半を迎えるにあたって、生活習慣病の発症が増加することが懸念されています。


2月21日の記念日

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)


忘れる脳力6 心を亡くすような体験

忘れるというのは、心の中から記憶が失われることを指していて、その漢字の「忘」は心と亡を組み合わせた形になっています。 心がない行動、まるで心が亡くなったような態度の人を表すときに使われることもあるのですが、漢字の意味としては精神的なことではなくて、記憶が失われることを指しています。 忘は自分のせいで忘れることを意味していて、うっかりして忘れること、多くのことに紛れて忘れることを意味して


健康情報20 肥満指数の変化と死亡リスクの関連性

肥満は、慢性疾患と死亡のリスク上昇と関連することが知られていますが、アジア諸国では体重減少が死亡リスク上昇と関連していることが報告されています。しかし、長期にわたる体重減少が超過死亡リスクを説明するのかは明らかになっていませんでした。 そこで、大規模コホート調査として、成人期(20歳以降)のBMIの変化によって特定されたグループと死亡リスクとの関連について調べられました。 1990年と