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支援する人を支援する20 金融教育への懸念

文部省の学習指導要領の改訂によって、2022年4月から金融教育が義務化されました。そして、小学校、中学校、高校を通じて学校で金(かね)との付き合い方についての教育が実施されています。 その目的として、自立、社会との関わり、将来への意欲が掲げられていて、同時期に実施された成人年齢が18歳に引き下げられたことが影響しています。成人になったことによる金融トラブルへの懸念が、まずはあげられます。


記念日2月1日〜10日

2月1日 「フレイルの日」一般社団法人スマートウェルネスコミュニティ協議会、日本老年学会、日本老年医学会、日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が2月1日を201としてフ(2)レ(0)イ(1)ルの語呂合わせで制定。 「神戸プリンの日」トーラク(兵庫県神戸市)が神戸プリンが初めて販売された1993年2月1日にちなんで制定。 「LG21の日」明治がプロビオヨーグルトLG21の21から制定。 「


1月31日の記念日

「焼ビーフンの日」ケンミン食品が2020年1月31日に焼ビーフンが世界一長く販売されているビーフンブランドとしてギネス世界記録に認定されたことから制定。 「愛菜の日」カゴメが野菜を愛することを愛菜として1をアイ=愛、31をサイ=菜と読む語呂合わせで制定。 「生命保険の日」MDRT日本が1882年1月31日に新聞紙面に初めて生命保険の保険料が支払われたニュースが報じられたことにちなんで制


日々修行154 抗酸化成分との付き合い

赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用の研究成果は、国立栄養研究所(現在の国立健康・栄養研究所)の板倉弘重(医学博士)などによって1997年に発表されました。 同年に『第三の栄養学』、翌年に『赤ワイン健康法』が出版されてから、テレビや健康雑誌などで赤ワインの動脈硬化予防などの機能性が大きく取り上げられたことによって、広く知られることになりました。 『赤ワイン健康法』は私の知人が代


新常識の非常識7 脂肪燃焼の運動は20分以上その1

これまでの常識では「運動は20分以上しないと脂肪は燃えない」ということでしたが、メディアなどで新常識として言われるようになっているのは「少しの時間でも脂肪は燃焼する」ということです。 20分以上も運動をするのは大変だからと、短い時間の運動をしても長続きせず、結局は何もしないという人が多いことに対する警鐘の意味もあるようです。 その“新常識”が合っているのか、それとも非常識なのかというこ


言い間違い5 汚名挽回

「汚名挽回」という言葉を聞いて、すっきりしない、わかったようでも受け入れ難いという人は少なくないはずです。というのは、単に言い間違い、誤用といったことではなくて、「汚名挽回」は言い間違いではないと主張する人が少なからずいるからです。 「挽回」は、失ったものを取り返すというのが一般的な感覚かもしれませんが、元の状態に戻すという意味もあります。「劣勢を挽回する」という使い方が、これに該当します。


100kcal栄養学8 100kcalの栄養学の普及

栄養学教育の祖である佐伯矩(ただす)医学博士が医学から栄養学を独立させたこと、その基本が100kcalであったことは前回(100kcal栄養学7)紹介しました。 佐伯博士は、大正3年(1914年)に世界に先駆けて私立の栄養研究所を設立しました。この功績が認められて、大正9年(1920年)には国立栄養研究所が設立されて、佐伯博士は初代の所長に就任しています。これは後の国立健康・栄養研究所(現在


1月30日の記念日

「おからのお菓子の日」おおむぎ工房(栃木県足利市)がイソフラボン、大豆サポニン、大豆オリゴ糖の入ったおからを原料とした菓子の普及を目的にイソフラボン(1)、大豆サポニン(3)、オリゴ糖(0)の語呂合わせで制定。 「節々の痛みゼロを目指す日」ひまわり(東京都江戸川区)が、いた(1)み(3)ゼロ(0)の語呂合わせで制定。 毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「


日々修行153 赤ワインとの付き合い

今回のお題の「赤ワインとの付き合い」は、私が初めて飲んでから今までの変遷、どんな種類の赤ワインを飲んできたか、ということではなくて、赤ワインと健康に関わることとの付き合いのことです。 日本で赤ワインブームが始まったのは1998年のことで、それはフレンチパラドックスの研究が根底にありました。フレンチパラドックスは、フランス人は飽和脂肪酸が多い食事をしているにも関わらず、心臓病(中でも虚血性心疾


健康情報学5 情報リテラシーの向上

情報発信が多様化している時代には、正しい情報を発信したとしても、それを見てもらい、理解してもらえないことには、せっかくの情報が活かされないことにもなります。ネット情報しか見ない人には、テレビ番組で放送される内容は存在していないのと同じことになります。 それどころか、テレビが存在していないに等しいという人が徐々に増えてきていて、動画はネットを通じて、いつでも手元のスマホで見ているという人もいま