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ツイン・ウォーク76 左右の足さばき違いの確認
歩くのは左右の手足を同じように動かすことが基本となります。足は足首から先を指し、脚は股間の付け根から下を指していますが、脚は左右のバランスが取れていても、左右の足が同じようになっていないことがあります。 その足の状態は、歩いている人の後ろ側を歩くことで確認できます。 歩くことは踵(かかと)から足底、拇趾(親指)に向かってスムーズな体重移動をすることが基本となります。踵から母趾のラインは
噛む噛むeverybody33 歯科健診と口腔・全身健康の影響
歯科健診をきっかけとした口腔の健康が全身の健康に影響を与えることについては多くの企業が実施した結果を発表していることですが、歯科衛生に関わる企業は自社だけの成果に終わらず、外部にも発信し、協力を進めています。 その一つであるライオン株式会社は、株式会社日立製作所の日立健康管理センタと協働で、企業における歯科健診の導入と従業員の口腔・全身の健康に及ぼす影響について調査研究を行っています。
エネルギー代謝91 体内のエネルギーは流れていかない
身体の中で作り出されたエネルギーは、全身を巡るようにイメージされることがありますが、エネルギーは細胞の中で作り出されて、その細胞の中だけで使われています。細胞の中で作り出されるエネルギーは、食事で摂ったエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を細胞の中のミトコンドリアでエネルギー化させる生化学反応によって発生します。 このエネルギーは熱エネルギー、活動エネルギー、神経エネルギーの他に、新たな生
記念日9月11日〜20日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 9月11日 明治がアミノ酸のうち9種類が必須アミノ酸、11種類が非必須アミノ酸であることから「たんぱく質の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。 9月12日 洋菓子のサンエール(広島市)が1966年9月12日に広島県の県木がモミジに決定したことに
健康デザイン28 食事と運動のタイミング
健康づくりの基本である食事と運動は、エネルギー量のバランスが言われることが多くなっています。食事で摂るエネルギー量と運動で消費されるエネルギー量のバランスを取ることで、適正な体重、適正な体脂肪を保つことが指摘されます。 これは食事の摂取エネルギー量と運動の消費エネルギー量を比較(プラスマイナス)することを指していますが、消費エネルギーは運動に使われるエネルギー量だけで決まってくるものではあり
身体年齢49 早く歩かないと早く歩けなくなる
身体年齢が実年齢に比べて進んでいる状態、つまり実年齢よりも身体が老化している状態として目立っているのは下半身の筋力の低下です。全身の筋肉のうち平均的には下半身(ヘソから下側)に70%ほどがついています。 下半身の筋力低下は老化の指標であり、下半身の筋肉が減ってくると、初めの状態としては歩く速度が遅くなります。家族や友人などと歩いても、自分だけが遅れてしまう、他の人が早歩きをしたときにはついて
発達栄養123 咀嚼が影響する視覚過敏
噛むことと味覚、嗅覚、聴覚、触覚との関わりは理解しやすいかもしれませんが、視覚との関係となるとわかりにくいところがあります。発達障害に多く見られる視覚障害は、光を強く感じて見えにくい、視力に問題がないのに文字が歪んだり、一部の色が刺激的に感じるといったことが起こります。 この視覚過敏は文字が見えにくいことから判別がつきにくくて、理解に時間がかかり、文字を書くことにも時間がかかるということが起
Age free岡山44 5%の体重増減
健康の指標とされることがある“標準体重”は標準的な体重ではありません。“標準体重”は身長から割り出したもので、「身長(m)×身長(m)×22」で求められます。170cmの人は「1.7m×1.7m×22」で63.58kgとなります。 22は、日本人を対象にした健康度の調査で最も健康とされる範囲にあった人の身長と体重の割合です。170cm(1.7m)で体重が65kgの人の場合には約22.5となり
体と體の意味合いの違い
私の父母は、終戦後には小学生で、戦前教育と戦後教育の切り替えを体験してきた世代なので、教科書が急に変わったことについて、機会があるごとに聞いていました。冠婚葬祭のタイミングでも、親戚縁者から教科書の変化について、さまざまな体験談を聞かさせてきました。 終戦後の初登校の日に書道の道具を持ってくるように言われ、翌日の初授業のときに、教科書の中で戦前の“間違っていた”ところを筆で墨を塗って消したと
サプリ概論275 入浴と食事とサプリメントの組み合わせ
入浴の後に食事をすることで、体内で合成される脂肪の量を変えることができます。そのために重要になるのは入浴温度です。入浴温度によって自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが起こります。 高めの温度(42℃以上)では交感神経の働きが高まり、胃液とインスリンの分泌が抑えられるので脂肪合成が抑えられます。高めの温度での入浴の後に食事をすると、胃液が減って脂肪の分解が低下するために吸収量が減ります。