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身体年齢43 筋肉強化のための集中運動

運動による筋肉の強化は、計算式的には「強度×時間」というのが原則で、強い負荷がかかる運動を短くやっても、弱い負荷の運動を長くやっても同じ結果になると考えられることがあるのですが、そんなことはありません。 強い負荷がかかる運動は、無酸素運動に使われる白筋が主に刺激され、瞬発力を発揮するので、短時間の運動でも強化することができます。弱い負荷を繰り返す運動の多くは有酸素運動に使われる赤筋が主に刺激


あくまでも噂話127「見にくいvs.見づらい」

東京の原宿に住んでいたときのこと、竹下通りは住んでいたところと原宿駅を結ぶルートだったので、毎日歩いていました。私は新潟県からの上京組だったので、修学旅行生の会話を聞くのを楽しみにしていたところがあります。 制服姿の女子高生2人が「○○ちゃんを見損なった」と話していたので、一緒に原宿まで来たのに友人と仲違いをしたのかと思っていたら、「あっ、いた」と友人を指差しました。 そのときに気づい


健康デザイン17 医療機関との連携

個人の状態に合致した健康づくりは、健康状態を確認する健診から始まります。健診は医師が中心になって、医師の指示のもとに実施されることから医師には強い期待が寄せられます。また、運動についても、気になる状態がある人は医師に相談をすることがあります。 厚生労働大臣認定運動型健康増進施設でも、血圧や血糖値などが高い方が訪れたときには、運動の程度について相談をして実施することが安心材料となっています。


外遊は外国で遊ぶことじゃない

政党の研究活動の一環としてヨーロッパに行った議員団が、SNSにアップした画像が、まるで遊びに行ったようだと批判されて、その画像を国会議員が削除しても批判の嵐が止まないシーンを見て、「外遊は外で遊ぶことじゃない」というコメンテーターの発言を耳にして気になることがありました。 やったことの是非とか自業自得といったことではなくて、「遊」という文字の意味を、もっと伝えてほしかったという気持ちです。


ツイン・ウォーク70 コレステロール値改善の効果的な歩き方その1

コレステロールは、悪玉コレステロールという言葉があることもあって、健康の維持によくないものとイメージされることがあります。しかし、コレステロールは全身の細胞膜の材料であり、ホルモンの原料、胆汁酸の原料でもあることから生命維持に欠かせないものです。そのため、肝臓で合成されています。 コレステロールは油脂成分であるため、水成分が多い血液とは相性が悪いために、タンパク質に包まれた浸水性のリポタンパ


Age free岡山33 健康スポーツの視点

スポーツというと競技スポーツが第一に思い浮かべられます。競技スポーツは勝敗が優先される側面があるものの、健康づくりや参加することによる社会性の向上など、さまざまな地点が掲げられています。 国のスポーツ基本法の前文には、スポーツは世界共通の人類の文化であると記されていて、心身の健全な発達、健康および体力の維持増進、精神的な充足感の獲得、自律神経その他の精神の涵養等のために個人または集団で行われ


健康スポーツ3 競わない市民スポーツ

競技スポーツに対して、競わないことを掲げているスポーツがあります。それは市民スポーツと呼ばれていることから市民参加型のスポーツと理解されることもあるのですが、発祥の地のドイツでは「Volks sport」と呼ばれています。 Volksは市民の意味で、ドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen)は市民車・大衆車を意味しています。 市民スポーツは参加する人の健康と体力の保持・増進を図


エネルギー代謝85 脳のエネルギー切れの原因

脳は全身のコントロールをしている重要な器官であることから、エネルギー切れを起こさないようにはなっています。しかし、充分な働きをするためには一定のエネルギー源が必要で、それを下回ると機能が低下することになります。 機能が低下するといっても、生命維持に必要な機能が低下するのは最後のほうで、初めに機能が低下するのは記憶や集中力といった部分です。そのため、エネルギー源が不足するようなことがあると頭が


噛む噛むeverybody21 成人期のう蝕予防

厚生労働省の「健康日本21」では、歯・口腔の健康について目標を定めて健康づくりを推進しています。その現状と目標から歯の喪失の防止について成人期の歯周病予防を紹介します。 ◎成人期の歯周病予防 歯周病は40歳以降に歯を失っていく大きな原因となっていて、歯科疾患実態調査(平成5年)によると35〜44歳の27%が歯周炎に罹患しています。同年齢で歯肉炎も含めると、81.2%に症状が認められていて、


身体年齢42 筋肉強化のための熟睡のすすめ

筋肉運動をすると、そのあとに筋肉が増えるという印象があるかと思いますが、筋肉が増えるタイミングは運動後だけでなく、睡眠中にも起こっています。この睡眠中というのは、運動したときから長い時間が経過した夜間の睡眠のことを指しているのですが、運動をした後の睡眠でも効果があります。 激しい運動をしたあとに食事をして、その後に寝るというのは相撲の力士に取り入れられている筋肉強化法です、“食べてから寝ると