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ツイン・ウォーク41 代謝能力を高めるスクワット

ポールを用いた運動の効果を高めるには、筋肉の種類と特性に合わせた方法で実施することが大切になります。 筋肉は白筋と赤筋に大きく分けられます。白筋は瞬発力の筋肉で、強い負荷がかかる運動で強化(太く)していくことができます。そのエネルギー源となっているのは、すぐにエネルギー化されるブドウ糖です。 赤筋は持久力の筋肉で、軽い負荷が継続的にかかる運動によって強化していくことができます。赤筋のエ


発達支援推進38 発達栄養は発達障害の理解とセットで推進

発達栄養は発達障害児の心身の成長のための栄養を意味しますが、発達栄養を進めるためには発達障害児の身体的な特徴を知り、それに合わせた栄養摂取を進めるだけでは充分な結果は出せないと考えています。 というのは、発達障害には食の困難さが伴い、極端な偏食もあって、他では考えられないような食べることができない理由があるからです。その理由を知り、対応策を考えながら、さらに不足する栄養を補っていくという、非


あくまでも噂話103「すべて仮説の世界」

タイトルの「すべて仮説の世界」というのはVR(Virtual Reality)でもAR(Augmented Reality)でもなくて、医学のことを言っています。医学というと、治療の分野では診察・診断して、その結果に合わせて治療を断定的に行うので、「確定の世界」と思われるところがあります。それは本当なのか、という本題の前に、医師が言うことは本当なのかという疑問から書いていくことにします。 生


健康食品 敵か味方か11 リンクで効能効果を述べる手口

日本メディカルダイエット支援機構のホームページには、「サプリメント事典」というコーナーがあって、132種類の健康食品の素材・成分について簡単に解説しています。その解説というのは素材の特徴と有効性についてで、これが健康食品の効能効果を述べるのに理由(悪用)されています。 それは承知していて、リンクを貼って自社のホームページに掲載すると法律違反となることから、初めのうちは注意をしていました。今で


DNA Answer34 チェックでわかる代替食

食生活チェック表は、1週間に食べている食品の回数を知ることで、何を増やせばよいか、何を減らせばよいかがわかる日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルの栄養指導ツールです。ツールだというのは、ただ調査をするだけでなくて、チェックしていくうちに何を食べればよいのか、何を増やせばよいのか、減らせばよいのかに気づくことができるようにしているからです。 これは子どもの栄養バランスを知って、食事指導


母子の栄養11 粉ミルクで母乳を整えるという発想

成長のための栄養素が最も必要になるのは出産後の授乳期で、母乳には、この時期に必要な栄養素が含まれています。それは母親の栄養摂取が充分で、血流が盛んで、血液を母乳に変える乳腺の働きが正常であるという条件が整っている場合のことです。 母親の体内の栄養バランスがよい状態であるというのは、出産後のことだけではなくて、赤ちゃんが胎内で育っているときから重要になります。胎内で成長するためには、妊娠前から


健康食品の法規制11 商品名や社名が違反と指摘されたことがある

健康食品の表示の規制は広告やチラシなどが主なものですが、商品名やキャッチフレーズが違反とされたことが過去にあります。それは2007年5月のことで、大手10社が軒並み違反としてメディアにも発表され、信用を失い、販売が大きく低下することになりました。 それは圧ダウン、圧バランス、健圧、糖ダウン、風なし、アトなし、アレル気サポート、ふしぶし、楽節、健節、もれなし、トイレ減、すっきりサポート、ぜんり


エネルギー代謝61 糖尿病の改善にもエネルギー代謝は重要

糖尿病は血液中のブドウ糖が全身の細胞に効率よく取り込まれなくなるために起こるもので、細胞へのブドウ糖の取り込みを進めること、その取り込みに必要な膵臓から分泌されるホルモンのインスリンを増やすことが重要になります。 しかし、最初に使われる医薬品は糖質がブドウ糖に分解される酵素の働きを抑えて、食品に含まれるブドウ糖を体内に多く取り込まれないようにするタイプの血糖降下剤(α‐グルコシダーゼ阻害薬)


健康食品 敵か味方か10 身体に機能を与えるのは医薬品だけなのか

健康食品やサプリメントの表示を規制する医薬品医療機器法(第2条の3)には、医薬品は以下のように定義されています。 「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具等でないもの」 医薬品というと疾病の診断、治療、予防に使われるものという印象があるかもしれませんが、「身体の構造又は機能に影響を及ぼす」もの、それも、そのような結果があるものだけではなく


発達栄養93 アレルギー物質への考え方

子どもが食物アレルギーを起こさないようにするためには、お腹に胎児がいるときからアレルギー物質が含まれる食べ物を避けることが効果的だということを言う人もいます。医師や栄養士の中にも、そういった考え方をする人もいるのですが、そんなことをする必要はないという考え方が徐々に増えてきて、大勢を占めるようになってきています。 アレルギー反応を起こさないようにするための免疫細胞のTレグ細胞は体内にはあって