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日々修行121 「三方好し」の発想

社会貢献したい、社会課題の解決に手を出し延べたいという人が、その思いで終わってしまうことを何度も目にしてきました。それは思いを抱いた方のせいではなくて、その思いを現実化させる環境が整っていなかったことが大きいように感じています。 崇高な思いのままに支援活動に取り組んでもらうためには、さまざまな支援の方法があり、それを手掛ける団体が多数あって、自分に合った方法があることを知ってもらうことが大切


老いの脳力4 有酸素運動による脳力向上

歩くことは有酸素運動であり、歩くほど身体的にも脳機能の向上にもよいと言われています。歩く距離は高齢になると短くなる傾向があり、歩数も少なくなります。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(令和5年版)を見ても、男女ともに40歳代が歩数のピークで、そこからは年齢を重ねるほど歩数は減っていきます。 高齢になるほど脳の機能が低下してくるので、その機能を保つためには歩いて、酸素を多く取り入れて、脳にも酸


活躍社会推進17 学習障害の特徴

発達障害の特性があると学習に影響が出やすくなります。発達障害は自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害に大きく分けられます。他にもあるものの、この3種類が大半を占めています。 自閉症スペクトラム障害でも注意欠陥・多動性障害でも、その特性から学習面に支障が出やすくなっています。自閉症スペクトラム障害は、一つのことに集中しすぎる特性があることから、周囲に目が行き届かなくなり、全体的


12月28日の記念日

「身体検査の日」1888年12月28日に身体検査を実施する訓令を文部省が発したことから制定。 毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)


日々修行120 「支援する人を支援する」の対象

「支援する人を支援する」というテーマを掲げて活動をしていると、普通の聞かれるのは誰を支援するのかということです。このことに答えるには、元々の支援先が誰なのかということが重要で、その支援先によって「支援する人を支援する」対象が違ってきます。 最終的な支援先が今、中心的に取り組んでいる発達障害児であるとすると、「支援する人を支援する」の対象者は第一義的には発達障害児の保護者となります。その保護者


「昭和100年」18 デジタル対応の遅れが幸いするのか

昭和100年問題を回避するための対応、問題が実際に起こったとしてもシステム障害の被害を最小限にするための対応は、随分と進められていると聞いていますが、根本的なところ、つまりデジタル時刻のカウントは古いまま使われていて、改善はされていないのが実情です。 2024年(令和6年)は昭和元年から数えると99年になります。2025年の年明けは昭和99年から昭和100年になる記念すべき瞬間となります。


快腸デザイン19 腸内環境と免疫の関係

便通がよくないと免疫が低下することが知られています。その最大の理由として考えられているのは、腸内細菌の悪玉菌が作り出す毒素(有害物質)の影響です。 悪玉菌が毒素を作り出すということですが、それとは別の表現があって、人間の身体に良くないものを作り出すのが悪玉菌、良いものを作り出すのが善玉菌とされています。 善玉菌も悪玉菌も細菌としてやっていることは同じで、栄養源を取り入れて、内部で代謝を


12月27日の記念日

「寒天発祥の日」伏見寒天記念碑を建てる会が12月末に寒天の元となるところてんが伏見で提供されたとの資料から12月とふしみ(24+3=27)から制定。 毎月27日:「ツナの日」


日々修行119 情報支援から実践支援へ

「支援する人を支援する」活動は、栄養学や運動科学の専門家の先生方がテレビ番組に出演するときのコメントや台本づくりの支援から始まり、そこから定期的な情報支援へと移っていった経緯は前回(日々修行118)紹介しました。 情報支援から実践支援として医学系、栄養学系の学会や協会の後方支援に移っていったのですが、その初めは後方支援でした。健康に関わる情報を広く発信することから、一定の会員などに発信すると


京都の言い回し4 遠方からの来客への対応

私は寺院の出身で、子どものときから何度も京都の本山に連れて行ってもらい、自分でも出かけていたこともあって、京都の人たちの“歓迎モード”には慣れていたつもりでした。 それが京都の周辺にも行くようになり、県民性(京都の場合は府民性?)が徐々にわかってくると、なんとなく違和感を感じることもありました。 京都で宿泊すると、古式ゆかしきとは言わないものの出迎えてくれる方々、接待してくれる方々の独