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京都の言い回し3 積極と消極の見分け

京都の方に「考えとくわ」と言われて、これを真に受けて、考えがまとまるまで待ち続けていたら、何も考えられていなかった、初めから考えるつもりもなかったというのは、京都人の気質を知っている人には当たり前にも思えることです。 「考えとくわ=お断り」という独特の言い回しが理解できていれば、間違った対応をすることはなくなるところですが、京都人の全員が同じ反応をするわけではありません。そのため、「考えてお


12月21日の記念日

「バスケットボールの日」バスケットボール解説者の島本和彦氏がアメリカで正式ルールのバスケットボールの初試合が開催された1891年12月21日にちなんで制定。 「酒風呂の日」高橋助作酒造店(長野県信濃町)が冬至は杜氏を連想させることから酒風呂で健康増進をしてほしいと制定。 「はんぺんの日」東京都蒲鉾水産加工業協同組合が冬至の日に「ん」の字が2つ以上ある食べ物を食べると運が向上して無病息災


日々修行113 閃輝暗点との戦いからの共存

目を閉じると何も見えなくなるのは普通のことで、「目を閉じて何も見えず」という谷村新司の「昴」の歌詞のような状態になるのは当たり前のことです。 ところが、「目を閉じてもモザイクが見える」ので、目を閉じて休んでいても血流が回復するまでは、ずっと見えたままです。 この状態となっている閃輝暗点については前回(日々修行112)、書かせてもらいました。 こればかりは他の人が、どのように見えて


100kcal栄養学3 新たな食生活指針の栄養バランス

前回(100kcal栄養学2)は2001年(平成13年)の「健康づくりのための食生活指針」から栄養バランスについての考えについて紹介しましたが、それに続いて2000年(平成12年)に厚生省(現厚生労働省)から発表された「食生活指針」を取り上げます。 従来の食生活指針は厚生省によるもので、「健康づくりのための食生活指針」とあるように健康が最重要とされていました。新たな「食生活指針」は厚生労働省


活躍社会推進16 困難さがないグレーゾーン

発達障害の状態は専門医による診断によって判断されます。診断基準を超えた状態であれば発達障害と診断されるわけですが、その診断基準に達していなくても、発達障害の特性が見られる場合にはグレーゾーンと判断されます。 これは一般的な疾患とも同じことですが、診断基準に満たない場合には疾患(この場合には発達障害)ではないことになるため、支援を受けることができません。発達障害児であれば相談をすることもできて


記念日12月21日〜31日

12月21日 「バスケットボールの日」バスケットボール解説者の島本和彦氏がアメリカで正式ルールのバスケットボールの初試合が開催された1891年12月21日にちなんで制定。 「酒風呂の日」高橋助作酒造店(長野県信濃町)が冬至は杜氏を連想させることから酒風呂で健康増進をしてほしいと制定。 「はんぺんの日」東京都蒲鉾水産加工業協同組合が冬至の日に「ん」の字が2つ以上ある食べ物を食べると運が向上して


12月20日の記念日

「ブリの日」ブリは師走(12月)の魚で、ブ(2)リ(0)の語呂合わせで制定。 毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)


日々修行112 他の人に見えないものが見える

他の人に見えないものが見えるということを講習などの場で話すと、なんだか怖い話のように思われることがあるのですが、霊や妖怪の類の話ではありません。 普段は見えていないというか、他の人と同じ景色しか見えていないのですが、ある条件が重なると視界に別のものが重なって見えるようになります。 それは閃輝暗点(せんきあんてん)という症状で、視界に輝きのようなチカチカが現れるのが閃輝、視界の一部が暗く


カルシウム代謝5 カルシウム・パラドックス

カルシウムの摂取量が少ないと血液中のカルシウム濃度も低くなると想像されがちですが、想像とは逆にカルシウム濃度は高くなります。この現象はカルシウム・パラドックスと呼ばれています。 血液中のカルシウム濃度は比較的狭い範囲(8.5〜10.4mg/dl)に保たれていて、カルシウムの摂取量が少ない状態になってカルシウム濃度が低下すると、副甲状腺ホルモンが多く分泌されるようになります。 副甲状腺ホ


発達特性3 発達障害の実態

発達障害は、2003年当時の調査では小学生・中学生の中では3万人強という状態でした。それが最新データでは16万人を超えています。文部科学省が2022年に実施した『通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査』の結果では、約8.8%程度の割合で通常の学級に発達障害児が在籍していると報告されています。 現在の人口は小学生が約605万人、中学生が約318万人であるので、これ