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学習支援58 学習の動機づけの違い1

モチベーション(motivation)は、やる気、意欲、動機などの意味で用いられて、行動を起こす契機となる刺激や意欲を指しています。 学習意欲を高めて行動に向かわせることでは、モチベーションは学習動機づけと呼ばれます。モチベーションは、内発的動機づけと外発的動機づけに大きく分けられています。外発的動機づけには、同一化的動機づけと取り入れ的動機づけがあり、これに外的動機づけを加えて3つに分類される


発達栄養8 ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源

三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質は体内でエネルギーに変換されます。これ以外はエネルギーとなることができません。三大エネルギー源という言葉は、多くの中から代表的な三つをあげたということではなくて、三つですべてということを指しています。 三大エネルギー源の糖質はブドウ糖に、脂質は脂肪酸に、たんぱく質はアミノ酸に分解され、ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸ともにピルビン酸、アセチルCoAを経て、細胞の


サプリ概論159 「運動×食事」の効果を高めるL‐カルニチン

メディカルダイエットはエネルギー代謝の促進を目的とした手法で、運動と食事、入浴と食事、運動と入浴の組み合わせによってエネルギー代謝を高めることができます。そこにL‐カルニチンを組み合わせることで、さらにエネルギー代謝が高められます。 「運動×食事」のメリットは、空腹時に運動をしたあとに食事をするというタイミングによって得ることができます。 空腹時に運動をすると、血液中のブドウ糖が不足することか


記念日5月3日〜9日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 5月3日 和泉屋(長崎市雲仙市)が卵黄と卵白が5対3の濃厚カステラの五三焼カステラの普及のために五三にちなんで「五三焼カステラの日」と制定。毎月3日は「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心を育む日として国民の休日の「みどりの日」。いいの製薬(神奈川


あくまでも噂話4「端より談合」

談合は良くないことであるというのは社会的常識ですが、利益を得る側にしてみれば談合は当たり前という風潮があります。地方の自治体では、物事をうまく進めるための当然の手法としてまかり通っているところもあります。 東京から岡山に移住して、新たな地方創生事業の話が持ち上がり、企画にも加わりました。プロポーザル方式では、企画立案をした立場であっても、競争入札式に選択されるのは当たり前のことですが、選択された


脳の健康寿命65 糖質制限は幸せホルモンを減らす

糖尿病は全身の細胞がエネルギー源のブドウ糖を取り込みにくくなる状態で、中でも脳細胞はブドウ糖が唯一のエネルギー源となっていることから、糖尿病になると脳細胞の活性度が低下して、認知症のリスクが高まることが指摘されています。糖尿病の予防と改善には糖質制限がよいという考え方もあって、実践している人も少なくありません。 糖質制限をして、肝心なブドウ糖が減ってしまったら仕方がありません。ただでも糖尿病にな


サプリ概論158 医薬品成分としてのL‐カルニチン

α‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10は、どれも医薬品成分であったものが食品成分としても使うことが許可されました。 α‐リポ酸は医薬品成分としてはチオクト酸といい、激しい肉体労働時の補給やLeigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシン使用)、騒音性(職業性)の内耳性難聴に使われます。これらはチオクト酸を補うことで改善されることが確認されています。 L


Medical Diet81 「飲酒しても太らない」は本当なのか

日本酒1合のエネルギー量が約189kcalとされているのは、アルコール1gあたりのエネルギー量が約7kcalで、1合は180ml、アルコール同数が15度(%)と計算されているからです。水分の1mlは1gとなっています。計算式は「7kcal×180ml×15%=189kcal」となります。 日本酒の原酒は20度前後で、これなら252kcalになります。最近人気の少しアルコール度数が高めの17度のも


あくまでも噂話3「信じる者は足元を掬われる」

ボイスレコーダーは録音機の言い換えだと一般には認識されているようですが、もともとの意味は周囲の音声を記録して後で聞き返す装置のことで、航空機のコックピット内の音声を記録するものと同じ意味合いです。 重要な打ち合わせに臨むときには、ポケットにボイスレコーダーを入れて出かけていました。これは証拠を残そうというよりも、聞き違いや思い違いがあってはいけないからで、自分の判断が正しかったかどうかを確認する


発達障害サポーター44 現代の寺子屋の重要性

子どもたちの第三の居場所について討議されることが増えています。第一の居場所の家庭、第二の居場所の学校や幼稚園・保育園、それ以外の場所として学習塾や放課後児童クラブ、放課後等デイサービスがあり、家庭や学校などとは違った環境に子どもたちが集って学ぶ場が強く求められるようになっています。 そのような場を設けることは、何も今に始まったことではなくて、昔から存在していました。江戸時代の寺子屋や手習所にまで