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残された人生でできる社会貢献は何だろうか

腸の健康に関わることを毎日、このコーナーで紹介してきましたが、これは日本メディカルダイエット支援機構の相談役であった久郷晴彦薬学博士の追悼の意味もあって、長く続けてきました。久郷先生は森永乳業の出身で、退職されてから亡くなるまでの32年間にわたって、講演や書籍、テレビ番組を通じて健康情報を発信してきました。久郷先生から聞いたことで強く印象の残っているのは“人生3倍論”です。20歳までは親の世話にな


発達障害児への間違った対応が悪化させる

発達障害の特性がわかっていれば、普通ではないと感じるような行動をする子どもがいても、温かく見守ってあげたり、危険や周囲への迷惑がなければ優しく接することもできます。ところが、子どもが急に思わぬ行動をすると叱ってしまう大人も少なくありません。その一番の原因は、発達障害が理解されていないことと、発達障害児の特性が理解されていないことです。 身体的な障害のある人の場合には、注意をすることが行きすぎて叱


健康情報メールは500号で終了するのか

日本メディカルダイエット支援機構の理事長が発信している健康情報メールは、厚生労働省などの官公庁の発表、国や大学などの研究機関の発表の中からピックアップして毎週1回発信しているもので、2010年4月の1号から数えて、2019年12月初めの発信で500号となります。休んだのは休日の関係で情報収集ができなかった1回と理事長が風邪で休んだ1回だけで、他には入院をしようがトラブルに巻き込まれようが途絶えるこ


「発達障害≠障害」が理解されていない

発達障害児の支援施設は、支援が必要な子どもの数に対して少なすぎることを、岡山県を例にして以前に紹介しました。岡山県の場合には1施設が50人を受け入れられるとすると7300人のキャパであるのに対して、発達障害児の総定数は2万4000人(子どもの数が約24万人の10%として計算)であるので、3人に1人も施設で支援が受けられないという状態となっています。岡山県は医療、福祉、教育が充実した地域で、大きな社


ロングブレスとボイストレーニングは同じなのか

ロングブレスが登場したときにはダイエット法の一つとして広まりました。俳優の美木良介さんが自身の腰痛の改善のために始めたもので、その長く息を吐く呼吸法が代謝を高め、インナーマッスルを強化するというので、ダイエット効果が期待されて、かなりヒットしました。そのロングブレスが高齢社会に対応するためにインナーマッスルを鍛えて、長生きするための呼吸法として取り上げられるようになり、人気のテレビ番組の中でも紹介


発達障害支援のための生涯スポーツ

「しょうがいスポーツ」という言葉を耳にして思い浮かべる文字というと“障害”のほうが多いかもしれません。パラリンピックが広く理解されるようになってきた結果ですが、障害者を対象としたスポーツは健常者を対象としたものと同じ競技スポーツです。スポーツ庁はスポーツ管轄の部署が競技スポーツ課と健康スポーツ課に分けられています。オリンピックを最高峰とするスポーツもパラリンピックを最高峰とするスポーツも競技スポー


起きがけの冷水で便通を促進

便秘になっても大腸内が満杯状態にならないのは、大腸が次々と水分を吸収することで便の水分が取られて減り、固く、小さくなっているからです。この状態を放っておくと、どんどん固くなって普通の方法では出ないということにもなりかねません。水分が足りないなら水を飲めばよいという考えは安易にも思えるかもしれませんが、案外と便通の効果があるのです。 便通が悪くて便が固くなった状態のときに便を軟らかくして便通を促進


発達障害対策のための健康産業との連携

地域住民の健康を支えるヘルスケア産業は、医療、福祉、食事、運動などの分野で多くの企業が参画しています。ヘルスケアは健康の気づきの機会を提供するサービスとの接触から始まりますが、気づきの機会は自治体、医療機関のほかに、交通機関、宿泊施設、商業施設、フィットネスクラブ、スポーツ団体などがあり、さらに情報メディア、IT産業などにも拡大しています。 気づきから実際の商品・サービスを活用するまでには、情報


効果的なダイエットのための炭酸水と炭酸ガスの活用

炭酸水はダイエットに効果があるといわれていますが、これは炭酸ガスが胃から吸収されることによって血流が促進することと関係しています。炭酸ガスは二酸化炭素と同じものです。二酸化炭素というと、体内の老廃物といった印象が持たれています。呼吸によって酸素を吸って、これが肺から赤血球によって全身の細胞まで運ばれて、細胞の中のミトコンドリアでエネルギー代謝が行われた結果として二酸化炭素が発生します。二酸化炭素は


発達障害支援には関連団体との連携が必要だ

発達障害支援のためには、これに広く関わる専門家の研究と実践の成果を、支援対象者に的確に届ける必要があり、地域の職能団体との連携が重要になります。これらの団体は法律に基づいた国家資格者の全国規模の団体の傘下として、地域で実践活動に取り組んでいる専門家の集約組織です。全国団体をリスト化しましたが、それぞれ都道府県の傘下団体があります。 医師:公益社団法人日本医師会、歯科医師:公益社団法人日本歯科医師