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表町学13 OMOTECHOの発想

岡山市の表町商店街を散策リサーチしていると、「OMOTECHO」のロゴが目に飛び込んできます。これは「表町」(おもてちょう)を英文字表現したもので、アーケード街のあちらこちらに大小の表示があって、唯一無二の存在の主張が感じられます。 「表町」の読み方については「おもてまち」のほうが全国的には多くて、国内の15都市で使われています。このことは連載コラム(表町学)の初回で触れたことですが、「都市


負の歴史49 糖尿病の食事療法の重要性

日米の医療制度の違いが糖尿病治療の基本原則から外れたことにつながっているということを前回(負の歴史48)書いて終わりました。 糖尿病の治療の大原則は「食事療法」、「食事療法+運動療法」、それで効果がみられないときには「食事療法+運動療法+医薬品」という流れです。 ところが、日本では初めから医薬品を出す医師が多く存在しています。そのことは患者にも“評判が良い医師”という困った結果にもなっ


食事摂取基準392 クロム1

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのクロムの基本的事項の「定義と分類」、「機能」、「消化、吸収、代謝」を紹介します。 〔定義と分類〕 クロム(chromium)は原子番号24、元素記号Crのクロム族元素の1つです。 クロムは遷移元素であるため、様々な価数をとりますが、主要なものは0、+3、+6価です。


食事摂取基準391 セレン13

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのセレンの「生活習慣病等の発症予防」の続きを紹介します。 〔生活習慣病等の発症予防〕 観察研究においても、血清セレン濃度の上昇が糖尿病発症リスクの増加に関連することが認められています。 34の観察研究のメタ・アナリシスでは、血中セレン濃度およびセレン摂取量と糖尿病発症リ


食事摂取基準390 セレン12

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのセレンの「生活習慣病等の発症予防」の続きを紹介します。 〔生活習慣病等の発症予防〕 中国のセレン欠乏症が発生している地域の健康な住民(平均体重58kg)に、0〜125μg/日のセレンをセレノメチオニンとして投与した研究では、セレン投与量が35μg/日以上で血漿セレノプロテイ


発達の伴歩21 支援する人を支援する

発達障害児の支援のメインは、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどの支援施設だと一般には認識されています。また。支援施設で支援をする人というと、保育士、児童指導員、機能訓練専門職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)が思い浮かべられます。 支援施設で働く専門家は、その専門知識の更新に加えて、子どもたちが抱える困難さを理解するための学びの機会も必要と考えられますが、それを個々で学ぶ


OMO 継続の仕組み5 継続の費用

継続のための活動費は、前回のNPO法人に限らず、安定的な活動の裏付けとなります。 中でもNPO法人は資本金も財産も設立要件では必要とされていないことから、通常の事業とは異なる公益的な収益活動として、さまざまな方法が用いられています。 その一例として、収益活動そのものの広告営業の調整役をして、公益的な活動としたことを書いていきます。 広告代理店は通常は広告費の20%を手数料として得


OMO 継続の仕組み4 NPO法人としての取り組み

継続の仕組みは、ボランティアだけでは成立しないこと、そして継続しないことは、これまでの歴史が証明しています。それでも社会貢献の重要性を掲げて(固執して)、社会課題の解決に取り組んでいる団体が数多くあります。 それはNPO法人で特に多く見られることで、私自身がNPO法人の立ち上げを手がけてきたのに、このようなことを書くのは相応しくないとの声があるのは承知していて、あえて触れていくことにします。


OMO 継続の仕組み3 ONとOFFの融合

「ONとOFFの融合」(On Merges with Off)は、さまざまな捉えられ方をする言葉です。これを略したのがOMOで、このタイトルの前半に使っています。 継続の仕組みというと、これまでの経験や人脈、資本や財産、コンテンツや情報発信が着目されがちです。もちろん、そのような要素が全部整っているのはよいことではあっても、それだけで継続できるのかというと、答えは明らかです(もちろんNO)。


OMO 継続の仕組み2 決断のタイミング

「継続は力なり」という諺(ことわざ)は、一般には小さな努力や地道な活動でも、諦めずに続けることで大きな成果につながることを意味しています。 この説明だけで終わることもあるのですが、持って生まれた才能は乏しくても「目標に向かって取り組み続けられること自体が才能である」というところまで踏み込んで説明されることもあります。 「継続の仕組み」というタイトルの一部の言葉は、後者の意味に近いところ