健康スポーツ10 ディスコン

ディスコンは生涯続けられる健康スポーツとしては全国的には知名度が低いかもしれませんが、岡山県では知られた存在です。というのは普及活動に取り組む一般社団法人日本ディスコン協会の本部が岡山市にあるからです。

岡山県内に全国組織の支部や地方協会があるのは珍しいことではないのですが、全国本部が存在しているのは、なかなかないことです。創設者の桧山武雄会長は、岡山市役所から少年自然の家に赴任したことをきっかけに新たなスポーツとしてディスコンを開発しました。

ディスコンは、木の輪切り(コースター)から発想して、ベニヤ板製のディスク(円盤)をポイント(的)に目掛けてコントロールするもので、ディスク・コントロールからディスコンと命名されています。

現在は発泡プラスチック製で、直径12cm、厚さ1cmのものが使われています。

競技はチーム制で、コート内に置かれたポイントに向かってディスクを投げます。

ディスクは片面が赤、片面が青で、ジャンケンで勝ったほうが赤を選択して、先攻としてディスクを3m以上離れたポイント(黄色のディスク)を目指して投げます。

先行から説明すると赤のディスクを投げますが、コースから外れたり、ディスクが裏返って青色になったときにはコート上に赤が存在するまで投げ続けます。

後攻も同様に青のディスクが存在するまで投げ続けます。ポイントまで遠いチームは、相手よりも近くなるまで投げ続けます。

ディスクは1チームが6枚で、これを使い終わった段階で、ポイントから近いチームの1イニングの終了となります。相手のポイントに近いディスクよりも、より近いディスクの枚数がチームのポイントとなります。

イニングを繰り返し、11点を獲得したチームが勝利となります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕