感染拡大から考える防止対策

新型コロナウイルスは、感染ルートが明らかでない患者が増えてきたことから「次のフェーズ」に入ったと報道されています。次のフェーズというのは、これまでの水際対策の段階ではなく、新たな局面になり、別の対策を実行しなければならないところまで来てしまったことを指しています。
新型コロナウイルスは感染を防ぐためには、濃厚接触を避けると同時に、免疫を向上させることが重要とされていますが、免疫は体内を守るための防衛ラインにたとえられます。免疫細胞は防衛ラインを守り切る軍隊にもたとえられることから、新型コロナウイルス対策は戦争を仕掛けられたときの対策と同様に考えないといけないフェーズとなったのかもしれません。
攻撃兵器の中には生物兵器という細菌やウイルスを使ったものがあります。細菌やウイルスそのものではなくて、発生した毒素などが使われる場合もありますが、感染力が高いウイルスは生物兵器としては効力があり、しかも使いやすいものです。感染力が高くても、すぐに亡くならせてしまうようなウイルスでは感染させることは難しいものです。ウイルス感染した人が次に感染させるタイミングが発症してからということなら、発熱、咳、下痢といった、これまでのインフルエンザ対策と同じでも対応できるのでしょうが、発症する前でも感染する新型コロナウイルスのようなタイプは、見つからないように感染拡大させるステルス兵器として使いやすい、ということを示しています。
日本メディカルダイエット支援機構の“ダイエット”は、いわゆるダイエットの意味だけでなくて、今回のような医学的な対策の意味も含めています。ダイエット(Diet)という言葉は、元々は戦略、方針、作戦、政策といった意味があり、国会は「the diet」となっています。国の政策を決める機関ということですが、ダイエットを元々の意味として使うことで、私たちは健康に大きく影響する、生命を失わせるような感染症への対策についても、ずっと考え続けてきました。その経験からして、ステルス兵器に対抗するのと同じような感染拡大防止対策をしなければならないフェーズに入ったということを伝えさせてもらっています。