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日々修行18 災害復興の紙風船

幼いときに親元を離れて過ごした母親の実家の寺院は、新潟県出雲崎町にあり、寺院の行事のときだけでなく、檀家の家族が集まるコミュニティの役割もしていました。これは他の寺院でも同じことなのでしょうが、それを強く感じたのは、親元に戻った後に、小学1年生の夏休みで寺院に行っていたときのことでした。 台風から変わった低気圧による集中豪雨で、町のあちこちで土砂崩れがあり、死者が14人に及ぶという記録的な被


活躍社会推進3 知ってもらいたい発達障害の実態

発達障害児は10人の1人割合(10%)で存在していると推定されています。これに対して海外の複数の調査では発達障害児の割合は14〜19%にもなっています。その数字も、まだ完全に把握されていないとの報告が相次いでいます。 10人に1人の割合といっても、これは男女の平均です。発達障害を男女別でみると、文部科学省の調査では男女比は2.4:1の割合と、男子が女子の2.4倍にもなっています。 海外


そこが知りたい24 ダイエットと活性酸素の関係

体脂肪として脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪は固定されているものではなく、運動や身体を動かすことでアドレナリンが分泌されると、中性脂肪は分解されて、脂肪酸が血液中に放出されます。 肥満と判定されるほど太っている場合には、運動や身体を動かしたときだけでなく、常にアドレナリンが分泌されていて、脂肪細胞の中の中性脂肪は分解され続けています。そして、血液中の脂肪酸は、食事とは関係なしに高い状態となっ


9月16日の記念日

「アサイーの日」ブラジルに移住した日本移民がアサイーの栽培に尽力したことから、日本移民が到着した1929年9月16日にちなんで制定。 「牛とろの日」十勝スロウフード(北海道清水町)が牛(9)とろ(16)の語呂合わせで制定。 「海老の日」毎味水産(愛知県西尾市)が海老は元気な高齢者を想像させることから敬老の日に海老を食べる食文化を提案するために制定。 毎月16日:「十六茶の日」(ア


日々修行17 “衣鉢を継ぐ”は何を継ぐのか

師匠から奥義を授けられて後継者になることは「衣鉢を継ぐ」と言われます。 武術の世界であれば奥伝を継ぐときには巻き物を渡されますが、それには人に伝えるべき重要事項が書かれているのが一般的です。武術の流派によっては、書き物には何も書かれていなくて、「白紙に戻ること」が奥伝として伝えられることもあります。 白紙のものを自分の考えでまとめ、それを次へと伝えていくのは相当の覚悟と努力が必要です。


快腸デザイン5 腸内細菌の役割

腸の不調の大きな原因は腸内細菌のバランスの乱れです。腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に大きく分けられていて、理想的なバランスは「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の割合とされています。 悪玉菌は、その名前の印象からして少ないほうがよい、いなくてもよいと考えられることもあるのですが、悪玉菌は肉類などの動物性たんぱく質を分解して排泄処理をするという重要な役割をしています。 善玉菌と悪玉菌は


発達栄養学8 発達栄養の特徴

発達障害児を対象とした発達栄養学は、期待をされている割に進まなかった、との指摘を受けることがありますが、それは発達障害の特性が大きく関係しています。同じ子どもに、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなくて、個人差が非常に大きいという特徴もあります。 また、複数の状態が重なり合って現れることもあり、そのために発達障害の状態を明確に分けることが難しく、定型的な答えが導きにくいことが大きく


9月15日の記念日

「ひじきの日」日本ひじき協議会が旧敬老の日を制定。敬老の日は9月20日になったが、健康で長生きを願って、ひじきを食べてもらう日としてPRイベントを実施。 「マスカットの日」岡山県の農家がマスカットの最盛期に制定。 「スナックサンドの日」フジパンが1975年9月15日に食パンのミミを落として中身をはさんで圧縮したスナックサンドを初めて販売したことにちなんで制定。 「石狩鍋記念日」石


日々修行16 無理をしない“修行”

“他力本願”という言葉を使うと、それはおかしいと指摘されることがあります。そして、「自力本願の間違いではないか」と言われるのはよいほうで、「他力本願になってはいけない」と説教されることさえあります。 自分の力を信じて、努力を重ねていくことは重要なことであり、毎日の積み重ねが自分を高めていくという考えは、多くの学びの機会に共通していることです。他力本願になって努力を怠ってはいけないという気持ち


「昭和100年」2 世界の基本の正確な時間表示

「絶対に変わらないものが変わることになる」かもしれないと、かつて言われたことに「ノストラダムスの大予言」があります。今から400年以上前に、フランスのノストラダムスが1999年に人類は滅びると予言したとされる話です。 ノストラダムスは研究をしたわけではなく、自らが示した詩の中に以下のことが書かれています。 「1999年の7の月、天から驚くほど強力な大王がやってきて、アンゴルモアの大王を