最新情報

健康情報44 加齢と性別による足首を素早く動かす能力の変化

高齢者の歩行速度に関わる下肢機能として、足関節底屈機能の重要性が多数報告されています。これまで足関節底屈の筋力(強い力を出す能力)だけでなく、運動速度(素早く動かす能力)も歩行にとって重要であることが報告されてきましたが、足関節底屈運動速度の基礎的な特性については明らかにされていませんでした。 底屈運動速度が加齢に伴って、どのように変化するのか、また男女間で機能が異なるのかなどの機能特性を明


3月6日の記念日

「ミールタイムの日」ファンデリー(東京都北区)がミールタイムを通じて食事の大切さを知ってもらうことを目的にミー(3)ル(6)の語呂合わせで制定。 「ミロの日」ネスレ日本が麦芽飲料ミロの普及を目的としてミ(3)ロ(6)の語呂合わせで制定。 「スリムの日」ワコールが3月から薄着のシーズンでスリ(3)ム(6)の語呂合わせで制定。 毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開


忘れる脳力7 軽度認知障害の脳力

認知症は忘れやすくなるだけでなく、忘れたことも忘れるという状態で、高齢化率が高まっていくにつれて、認知症患者が増えていくのは当然と言われます。 厚生労働省の「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%で、その数は約602万人であって、高齢者の6人に1人が認知症となる計算です。 認知症の検査をすると、完全に認


健康情報43 特定健診時の歯科的介入が口腔と全身の健康状態の改善に影響

信州大学医学部とサンスターは、共同研究によって、長野県塩尻市の国保特定健診受診者を対象に、任意の歯科的介入として歯科健診、歯科保健指導、口腔清掃補助用具セット(歯間ブラシ、洗口液、使い方説明書)の配布を実施し、口腔と全身の状態と保健行動の変化を分析しました。 その結果、特定健診と歯科的介入を受けた人は、歯間ブラシや洗口液の習慣化や運動・飲酒習慣等の保健行動が改善し、それらを通じて、口腔・全身


3月5日の記念日

「常陸牛の日」茨城県常陸牛振興協会が1977年3月5日の設立日にちなんで制定。 「産後ケアの日」日本製紙クレシアがポイズの普及に産後ケアの日実行員会を立ち上げて産(3)後(5)の語呂合わせで制定。 「三幸の日」三幸製菓が三つの幸せをアピールするために三(3)幸(5)の語呂合わせで制定。 「スリランカカレーの日」アクティブインターナショナル(神奈川県川崎市)がスリランカカレーのミッ


奇跡の軌跡6 短文との巡り合い

文章は短いほうが頭に入りやすいということを常に心の中心に置いていて、1行が40字の文書作成ソフトの場合には2〜3行で句点(。)で区切るのを原則としています。これは小学5年生のときに父から書き写しをして文章の勉強をするように日課として渡された朝日新聞の天声人語(朝刊1面の連載コラム)の短文を見本としていたからで、短い文を数多く重ねるということで起承転結の書き方を覚えてきました。 当時の天声人語


健康情報42 乳児の鶏卵・牛乳・小麦のアレルギー誘発用量

これまでに世界各国から報告されている複数の大規模臨床試験のメタ解析などから、鶏卵などの食物アレルギーの原因となりやすい食品であっても、乳児期早期に少量でも摂取を開始しておくことで、食物アレルギーの発症の可能性が低くなることが明らかとなっています。 近年、国や地域によっては、食物アレルギーの発症予防を狙い、原因となりやすい食物を含んだ乳児用製品が販売されていますが、実際にどれくらいの量から開始


3月4日の記念日

「バウムクーヘンの日」ユーハイムが1919年3月4日に広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)のドイツ展示販売会にバウムクーヘンを出展したことから制定。 「酸蝕歯の日」スミスクラインが歯のエネメル質の摩耗を防ぐシュミテクトの普及のために酸蝕(3)歯(4)の語呂合わせで制定。 「真っ白なそば・更科そばの日」更科堀井(東京都港区)が、さ(3)らし(4)なの語呂合わせで制定。 毎月4日:「み


「ONとOFF」2 恩と感じない人のOFF

「恩返し」は、受けた恩(恩義・温情)をありがたく感じて、お礼をすることをいいます。お礼といってもピンからキリまであって、恩を受けても「当たり前のことだ」くらいにしか感じなくて、お礼の言葉を伝えた、周囲の人に世話になったということを話しただけで終わる人もいます。 金銭が発生するのが当たり前のこと、労力に対する謝礼として当然の金額を支払うべきことであっても、「ありがとうね」という軽い言葉で済まそ


健康リテラシー20 栄養補助での恩人との研究1

食品の健康作用については、以前は栄養素(ビタミン、ミネラルなど)の健康面での働きが中心となっていましたが、赤ワインのポリフェノールがブームになった1997年から様相が大きく変わりました。健康食品は、医学や農学、栄養学の専門家がテレビ番組に登場して解説するという流れであったところから、機能性成分が重きを置かれるようになり、薬学の専門家が登場するようになりました。 その専門家として注目されていた